こんにちは、雨漏り修理専門業者のアメピタです。
今回は「強風によって棟板金(むねばんきん)が飛んでしまった」という八王子市堀之内のトラブル事例をご紹介しながら、雨漏りの原因や修理方法について詳しく解説していきます。
最近の台風や突風によって、屋根の一部が破損したり、板金が飛ばされる被害が全国的に増えています。放置しておくと雨漏りの原因となるため、早急な対応が必要です。
まずはこちらの写真をご覧ください。
この写真では、屋根の最も高い部分に取り付けられている「棟板金」が、強風で飛散してしまい、下地の貫板(ぬきいた)がむき出しになっています。
● 棟板金とは?
棟板金とは、スレート屋根などの頂部(棟)に取り付けられる金属製の部材で、雨水の侵入を防ぎながら、屋根材をしっかりと押さえる役目を持っています。固定には釘やビスを使用しており、貫板と呼ばれる木材に打ち込む形で設置されます。
棟板金が飛散する原因にはいくつかのパターンがあります。
① 強風による力
経年劣化により釘やビスの固定力が弱くなっていると、台風や突風の影響で簡単に板金がめくれてしまいます。
② 木製貫板の劣化
長年雨風にさらされることで、貫板(主に杉材など)が腐食し、釘やビスが効かなくなることで固定力が失われます。
③ 施工不良
新築時や過去の修理で適切な施工がされていなかった場合も、早期に飛散するリスクが高まります。
棟板金が飛んでしまうと、そこから雨水が屋根内部へと浸入する危険性が高まります。特に、下地材や防水シートが傷んでいると、短期間でも以下のようなトラブルにつながります。
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室内天井からの雨漏り
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断熱材や柱の腐食
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カビやシロアリの発生
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最悪の場合、屋根全体の葺き替えが必要
そのため、棟板金の異常に気づいたら、すぐに専門業者に点検を依頼しましょう。
ここからは、実際に行った修理作業の流れを写真付きで紹介します。
古い貫板が劣化していたため、まずは撤去し、新しい木材(耐久性の高い樹脂製も可)に取り替えます。このとき使用しているのは乾燥処理された杉の貫板で、ガルバリウム鋼板の板金をしっかり固定できる状態にします。
新しい板金材として使用したのは、耐久性・防錆性に優れた「ガルバリウム鋼板」です。従来のトタンよりも約3〜6倍長持ちするとされ、現在では屋根リフォームの定番素材となっています。
最後に、インパクトドライバーを使って、板金をビスでしっかりと固定します。ビスの数や位置も重要で、風の力を受けても外れにくいよう等間隔で留めていきます。
今回のように、棟板金が飛散してしまってからでは修理費用や工期がかかってしまいます。以下のような予防策を講じておくことが大切です。
● 定期点検を受ける
屋根は普段見えない部分なので、少なくとも5年に一度は専門業者による点検を受けましょう。特に台風後などは早期発見に繋がります。
● 貫板は樹脂製に変更するのもおすすめ
近年では、腐食に強い樹脂製の貫板(タフモックなど)を使う施工も増えています。多少費用は上がりますが、長期的に見ればメンテナンス頻度を抑えることができます。
● ビス止め施工を選ぶ
昔ながらの釘よりも、現在主流となっている「ビス止め」の方が抜けにくく、耐風性にも優れています。
今回のように「強風で棟板金が飛んだ」ケースでは、多くの場合火災保険の「風災補償」が適用されます。アメピタでは保険申請のサポートも行っておりますので、お気軽にご相談ください。
まとめ
棟板金の飛散は、見た目以上に重大なリスクを伴うトラブルです。被害を放置すれば、雨漏りが広がり、建物全体に深刻な影響を及ぼす可能性もあります。
アメピタでは、経験豊富なスタッフが無料点検から保険申請サポート、工事までワンストップで対応可能です。少しでも気になる点があれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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