吹田市佐井寺のお客様よりご自宅の玄関先に屋根材らしきものが落下してきたというご相談のお電話をいただきまして現場に急行させていただきました。 新型コロナウィルス感染拡大防止のため外出自粛が続いておりますが、屋根の不具合は待ったなしで起こることも多いため、突然の不具合にびっくりされる方が多く、こうした状況の中であってもお問合せをいただけます。 アメピタ吹田店としても、平時のようにできる限り早く現場に急行することはもちろんですが、マスクの着用、うがい手洗いの励行、またお客様とは必要以上に近距離で会話を交わさない、そして提案書はメールや郵送などでもご対応させていただくという対策をさせていただきながら営業や工事を進めさせていただいております。
玄関先に落下してきたスレート屋根の欠け
お客様から見せていただいたものは、玄関先に落下してきたスレート屋根の破片です。 わずかな破片ではありますが、見えない屋根の上に起こっている不具合に不安になり、すぐご連絡をいただいたということです。特に屋根の不具合は雨漏りの原因になりますから、お客様としても大変心配だったということです。
太陽光パネル搭載時の踏み割れが多い
屋根に上って確認させていただきますと、太陽光パネルが搭載された
スレート屋根のお住まいです。ここで屋根・雨漏りの専門家としては「やはり」と思うわけですね。 スレート屋根は薄いこともあり、ひびや割れが起こりやすい屋根材です。その原因はいくつかあるのですが、その一つが「踏み割れ」です。つまり、人が屋根の上を歩いて、体重がかかることでその重さで割れてしまうということですね。 実は太陽光発電を後から載せた場合、こういうことが起こったりするのです。細かなヒビ割れなのでその場で気づかないままになってしまい、経年でヒビが広がり、欠けが起こり、屋根から落下してくるということによって気付くことがあるんですね。
ビスや釘もひび割れの原因となります
また他の原因としては、ビスや釘が原因となっているもの、そして水分を含み、膨張と収縮を繰り返し、ひびが大きくなってしまったりします。最悪、屋根材の欠けなどにも繋がります。 ヒビはわずかであっても屋根材の裏面までつながり、雨水が浸入すれば雨漏りの原因となりますから注意が必要です。補修方法としては一枚単位で屋根材を変えることもできますが、細かなヒビであればコーキングを充填することで応急処置を行うこともできます。気になる方はまず現場調査を専門業者に依頼したうえで、状況を把握し、予算を伝えた上で必要な提案を受けるようにしましょう。