強風被害から住まいを守る!屋根瓦の緊急点検と修理提案
先日、知多市にお住まいのお客様から、台風並みの強風に見舞われた翌日、庭に屋根瓦の破片が落ちていたという、大変ご心配のご連絡をいただきました。
屋根は、私たちの大切な住まいを雨風から守ってくれる、まさに「屋根の下の暮らし」を支える要となる部分です。
その瓦が破損してしまうということは、雨漏りの危険性が高まるだけでなく、住まいの寿命にも影響を与えかねません。
本日のブログでは、その緊急の点検の様子から、強風によって引き起こされた屋根の被害状況、そして放置することの危険性について詳しく解説いたします。
また、お客様の安心な暮らしを取り戻すために、私たちがどのように考え、どのようなご提案をさせていただいたのか、その過程を写真と共にご紹介いたします。
屋根のトラブルは、早期発見と適切な対応が何よりも重要です。
もし、今回の記事をお読みいただいている皆様の中で、強風の後などに屋根の異変を感じられた方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にしていただければと思います。
突風がもたらした屋根の異変 – 知多市での緊急点検
知多市にお住まいのお客様から、台風並みの強い風が吹いた翌日、「庭に屋根瓦の破片が落ちているのを見つけた」と、大変ご心配されたご様子でご連絡をいただきました。
屋根は住まいを守る大切な部分です。
瓦の破損は雨漏りに直結する可能性もあり、お客様の不安は当然のことでしょう。
私たちは、そのお気持ちを受け止め、一刻も早く状況を確認するため、すぐにお客様のお宅へお伺いいたしました。
お客様にご挨拶を済ませ、まずは被害の状況について詳しくお話を伺いました。
強風が吹いた時の様子や、瓦の破片を見つけた場所などを丁寧に教えていただきました。
その後、お客様のご要望通り、早速屋根の点検に取り掛かります。
二階建てのお宅の場合、通常は高所カメラなどを用いて安全に点検を行うことが多いのですが、今回のお客様のお宅では、敷地の状況から脚立を安全に設置できるスペースがありました。
そこで、慎重に脚立を設置し、屋根に上がらせていただきました。
間近で屋根の状態を確認することは、小さな破損や異常も見逃さないために非常に重要な作業です。
お客様の不安を一刻も早く解消し、適切な修繕方法をご提案できるよう、屋根の隅々まで丁寧に、そして慎重に点検を進めてまいります。
風の力は時に想像を超えるものです。今回の強風が、屋根にどのような影響を与えてしまったのか、しっかりと見極めてご報告させていただきます。
屋根に現れた被害の全容 – 強風の爪痕と雨漏りのリスク
屋根に上がって詳しく点検を進めていくと、被害は特定の面に集中していることが分かりました。
その面は、周囲に高い建物がなく、強風を遮るものがありません。
さらに、高台に位置しているため、まともに強い風が当たる状況だったようです。
改めて、今回の台風並みの強風の威力を感じさせられます。
残念ながら、屋根瓦を破損させたと思われる飛散物そのものは見当たりませんでした。
しかし、被害の状況から判断すると、強風によって飛ばされてきた何らかの物体が屋根に衝突し、その強い衝撃で複数の和瓦が割れてしまった可能性が高いと考えられます。
瓦の破損箇所を詳しく見ると、一点に強い力が加わったような跡が確認できました。
また、今回破損していた和瓦の中には、屋根の先端部分に使われる大切な軒先瓦も含まれていました。
その壊れた破片が落下し、お客様が翌日に発見されたとのことです。
もし、この軒先瓦の破損に気づかずに放置してしまうと、雨水が屋根内部に浸入し、雨漏りといった二次被害につながる可能性が高まります。
雨漏りは、建物の構造を腐食させるだけでなく、カビの発生などにもつながるため、早期の対応が非常に重要です。
見えない損傷と早めの対策 – 放置の危険性と修理のご提案
今回の点検では、完全に割れてはいませんが、大きな亀裂が入った瓦も見受けられました。
一見すると大丈夫そうに見えても、亀裂が深く進行している場合があるのです。
このような状態を放置してしまうと、わずかな雨水が亀裂から浸入し、徐々に屋根材や下地を傷めてしまう可能性があります。
さらに、亀裂は時間の経過とともに広がる恐れもあり、将来的な雨漏りの原因となることも否定できません。
最悪の場合、強風などで瓦が落下してしまう危険性も考えられます。
屋根裏の軒裏部分も詳しく点検しましたが、現在のところ雨漏りの痕跡は見当たりませんでした。
しかし、油断は禁物です。
屋根の最も外側で雨風を直接受ける軒先瓦が複数枚も破損している状態は、建物内部への雨水の侵入経路ができていると言っても過言ではありません。
今はまだ大丈夫かもしれませんが、雨漏りは徐々に進行し、気づいたときには被害が拡大しているケースが少なくありません。
また、屋根の頂上部分に取り付けられている棟冠瓦の一部にも、強風による押しずれが見られました。
棟冠瓦は、屋根の最も高い位置にあり、風の影響を受けやすいため、強い風圧によってズレが生じることがあります。
このズレを放置すると、雨水の浸入経路となり、雨漏りの原因となる可能性があります。
さらに、今回の強風の影響で、数枚の屋根瓦が浮き上がってしまっているのも確認しました。
このわずかな隙間も、今後の大きなトラブルにつながる可能性があります。
再び強い風が吹いた場合、浮き上がった瓦はめくれ上がってしまい、周辺の瓦まで吹き飛ばされる可能性も否定できません。
このような状況を踏まえ、お客様には見た目には分からない隠れた損傷のリスクをご理解いただき、今回は部分的な補修ではなく、新しい瓦への差し替え交換をご提案させていただきました。
安心を取り戻すために – 写真で見る点検報告と今後のステップ
屋根の雨漏り点検では、お客様にも現状を直接ご確認いただくために、スマートフォンで撮影した写真をお見せしながら、詳しくご説明させていただきました。
普段は見えない屋根の状態を視覚的に把握していただくことは、状況を正確に理解していただく上で非常に有効です。
写真を通して、破損した瓦の種類や場所、ズレてしまった棟冠瓦の状況などを具体的にご確認いただけたかと思います。
お客様からは、「こんなになっているとは知らなかった」という驚きの声もいただきました。
やはり、普段目にすることのない屋根の状態を把握するのは難しいものです。
今回の点検結果を踏まえ、雨漏りのリスクを最小限に抑えるためには、できるだけ早く屋根瓦の差し替え作業を行うことが最善であると判断いたしました。
そこで、早急にお見積もりを作成し、お客様のもとへお届けにあがりました。
お見積もりでは、使用する瓦の種類や枚数、作業内容、費用などを詳細にご説明させていただきます。
ご不明な点やご要望がありましたら、遠慮なくお申し付けください。
私たちはお客様の安心な暮らしを取り戻すために、迅速かつ丁寧な対応を心がけております。
今回の点検が、その第一歩となることを願っております。
今後も、お客様の住まいを末永く守るために、しっかりとサポートさせていただきますので、どうぞご安心ください。
今回のブログ記事では、知多市で発生した台風並みの強風による屋根瓦の破損事例と、その緊急点検の様子、そしてお客様への修理のご提案について詳しくご紹介いたしました。
自然の力は時に予測不可能であり、私たちの大切な住まいに思わぬ被害をもたらすことがあります。
しかし、早期に異変に気づき、適切な対応を行うことで、被害の拡大を防ぎ、安心した暮らしを取り戻すことができます。
もし、今回の記事をお読みいただいた皆様の中で、ご自宅の屋根について少しでも不安を感じられた方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
私たちはお客様の住まいを末永く守るために、迅速かつ丁寧なサポートをさせていただきます。
- 知多市で台風並みの強風により屋根瓦が破損する被害が発生。
- 強風による飛散物が原因で、軒先瓦の破損、棟冠瓦のズレ、瓦の浮き上がり、亀裂などの被害が見られた。
- 放置すると雨漏りなどの二次被害につながるリスクがあり、早期の点検と修理が重要である。
- お客様に写真で被害状況を説明し、雨漏りリスクを最小限に抑えるための瓦の差し替え交換を提案した。
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
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