強風と経年劣化が招いた屋根の危機！知多市での棟瓦修理の一部始終

先日、知多市にお住まいのお客様から、「屋根のてっぺんにある瓦が落ちているのを見つけた」とご連絡をいただきました。
お客様のご都合の良い時間にお伺いさせていただきました。

現地を拝見すると、お客様のお宅は四方のうち、なんと３方向からの風通しが非常に強い状態でした。
強い風が吹くたびに、屋根の端にある棟瓦がズレたり、落ちそうになっていたようです。
屋根のてっぺん全体にわたって、強い風の影響で棟瓦のラインが歪んでいるのが見て取れました。

屋根の頂点部分でもある大棟部にてズレが発生

棟瓦が、長い棟の広い範囲で、ずれたり、浮いたりしていました。
このようなズレの原因としては、もちろん風の強さも考えられます。

しかし、それ以外にも、棟瓦がズレないように固定していた針金が、長い年月を経て劣化し、伸びてしまっていたことも大きな理由だと思います。
新築当時はしっかりと締められていたはずの針金が緩んでしまい、その結果、積み重ねられた棟瓦が動いてズレてしまったのです。
棟瓦を固定していたはずの針金が緩んでしまい、その隙間から一枚だけ棟瓦が下の平瓦の上に落ちていました。

強い風で押されて棟の内部に棟瓦が押し込まれています

アメピタ名古屋南店では