吹田市朝日町のお客様より天井から雨水が落ちてくるというご相談をいただき雨漏り調査にお伺いいたしました。

お話しをお伺いすると、天井のシミはずいぶんと前からあったことは把握されていたようですが、生活に不便もなく、雨水がポタポタと落ちてくるという事もなかったということで放置をしていたとのことでした。しかし先週の雨続きの天候でいよいよ床に雨が落ちてきてしまったということでご相談をいただきました。

雨漏りが起こった際にご自身でできる対処法もご覧ください>>

雨漏りは漏電という恐ろしい被害を招きます

雨漏りがお住まいを傷め、寿命を縮めてしまう事はご周知のとおりですが実はそれ以外でも大きな危険が潜んでいるのが雨漏りです。

こちらの写真を見ると天井付近に設置されたコンセント部分が雨漏りによって濡れてしまっています。怖いのは雨漏りによる漏電です。

目に見える形で火花が散っている、火災が起きてしまったなどといった最悪の事態にならなくとも例えば雨が降ると家電の調子が悪くなる、突然電気代が高くなったといった状態が見られたら漏電が始まっている可能性があります。何よりも火災が起きた、感電によって怪我をしてしまったという恐ろしい事態が起こることもあるのが雨漏りなのです。

本当であれば床に雨水が落ちてくる前に雨染みが発見された時点で専門業者に調査を依頼するべきだったと言えます。

被害の拡大は補修費用の負担も増大させてしまいます

他の部屋ではクロスが雨染みで汚れ、剥がれてしまっている箇所も見受けられます。屋根から入った雨水が小屋裏を通じて、室内にどんどん張り込んできた結果という事なのですが雨漏りの初期症状であれば、雨漏りの原因箇所を特定し、そこの部分のみを補修すれば解決できたとしても、被害が進行してしまえばこのようにクロスの張替えや場合によってお住まいの構造部に関わる補修工事など大掛かりな工事へと発展してしまう可能性もあります。

雨漏りというと、生活に不便をきたさない限り様子を見てしまうという方が多い印象を受けますがこうしたことを鑑みると、以下に初期症状のうちに解決するかが重要だとご理解いただけるのではないでしょうか。