2018年、2019年と大型の台風が日本に上陸し、各地で被害を大きな被害を出しました。関西でも今でも台風被害、雨漏り被害に苦しんでいらっしゃる方もいることでしょう。

また今年も台風シーズンを迎えようとしていますが、吹田市佐井寺のお客様より瓦屋根の調査をお願いしたいということでご要望をいただき現場調査にお伺いいたしました。

築30年を超えてもなお美しい銀色のいぶし瓦が輝く瓦屋根のお住まいです。瓦自体は非常に耐久年数が長い屋根材である上に他の屋根材では必要な塗装が不要な屋根材でもあります。瓦自体を調査する際には割れやズレがないかということをまず確認していきます。

隅棟の先の巴瓦が割れてしまっているものが確認できました。瓦の割れについては他にも数枚散見されましたが他の屋根材と違い一枚一枚剥がして差し替えられる点が瓦屋根のメリットですね。当然費用も他の屋根材の補修と比較しても安価に行うことができます。

漆喰の状態点検も瓦屋根点検には必須です

もう一つ瓦屋根で調査しなくてはいけない箇所は漆喰が詰められている箇所です。

例えばご自宅を下から屋根を見上げた際に棟瓦（屋根の最も高い場所にある瓦）付近に白く詰められているものが確認できるかと思います。こちらが漆喰なんですね。

築年数が古い瓦屋根の場合、土で瓦を固定していますがその土に雨が当たることを防ぐためにこのように漆喰が詰められているんですね。

剥がれや割れ、中には中の土が見えてしまっている箇所もあります。皆さんもご存知の通り土は雨水を吸い込みますよね。土の固定力を失い棟瓦のずれを引き起こすばかりか、当然室内に雨水がまわり込み雨漏りへと発展してしまう可能性もあるわけですね。

瓦屋根は大変寿命の長い屋根材なので、メンテナンスをしなくても頑丈だから大丈夫だろうと思ってしまっている方も多くいらっしゃるかと思いますが、実は漆喰は15年や20年程度で劣化してしまうため詰め直しや詰め増しといった処置が必要となるんですね。

ご自宅の屋根を見上げた際に漆喰の色が変わっている、割れてしまっている、またそもそも築年数が20年以上経過しているけどこれまで一度もメンテナンスをしたことないという方は雨漏りが起こる前に私たちアメピタまでご相談ください。瓦屋根の無料点検はいつでも無料で実施しております。