施工の第一歩は、新しい針金線(太くて耐久性のある銅線)を使って、瓦を塀に「緊結(きんけつ)」する作業です。
これは、瓦にあらかじめ開けられている穴に針金を通し、ブロック塀の内部から結びつける方法。
風で飛ばされないようにする、いわば「基礎の基礎」といえる工程です。
続いて使用するのが、「南蛮漆喰(なんばんしっくい)」という素材。
通常の漆喰と違い、防水性・接着性に優れており、瓦と塀の接点にしっかりと密着します。
これにより、瓦同士のズレも防ぎ、長持ちする仕上がりに。
南蛮漆喰は日本の伝統技術を応用したもので、近年では高耐久なリフォーム資材としても評価が高まっています。
地味ながらもとても重要な工程であり、職人の丁寧な手仕事が光ります。