土間コンクリート床をサンゲツ床シートで快適に変える施工事例

「冷たい土間コンクリートの床を、もっと快適に使える空間に変えたい」
――そんなお悩みをお持ちだった、名古屋市南区の印刷会社様からのご相談は、偶然の名刺交換から始まりました。
弊社の名刺に「リフォーム業」と記されていた一言がきっかけとなり、土間の広い1階スペースをもっと人が集いやすい場所にできないかというご依頼です。

採用されたのは、耐久性・防水性に優れるサンゲツ製の床シート。
まずは土間床の下地処理と、仮敷きという細心の工程を踏み、仕上げに向けて丁寧に準備を進めていきました。
本記事では、「見えないところこそ丁寧に」をモットーに進めた工程と、仕上がりまでの流れをわかりやすくご紹介します。

名刺がきっかけで広がったリフォームの機会

名古屋市南区でホームページをご覧いただいている皆さま、こんにちは。
今回は、名刺デザインの打ち合わせから始まった、印刷会社さんのリフォーム事例をご紹介します。
こちらのクライアント様は以前、印刷機を並べていた1階のスペースがありましたが、ビジネス転換に伴いすべて撤去。
そのままになっていた広い場所を「もっと快適に使いたい」とのことでご相談いただきました。

きっかけは、偶然訪問した時に手渡した弊社名刺。「リフォーム業ってどこまでできるの？」という一言がご縁となり、お見積もりのご依頼を受けました。
リフォームの入り口は意外と身近なところにあるものですし、小さなきっかけひとつで、お客様の暮らしや働く場が劇的に変わる可能性があると感じました。
こうした機会を大切にしながら、私たちはご相談から工事まで丁寧に対応しています。

土間コンクリート床の課題と床シート素材とは？

クライアント様の1階は「土間コンクリート」仕上げの床。
これは、「土間（どま）」と呼ばれる地面のコンクリート打ちっぱなしの床で、耐久性に優れる一方、冬はとても冷たく感じるのが難点でした。
そこで、今回ご提案したのが「床シート」です。

床シートとは、塩化ビニル（塩ビ）製のビニルシート床材の一種で、オフィスや店舗でよく使われる素材です。
防水性に優れ、ワックス不要で拭くだけできれいになるので、お手入れが簡単。
耐久性や防滑性（すべりにくさ）もあり、見た目も豊富な色柄が揃います。
今回採用予定のサンゲツ製は、品質・デザインともに高く、お客様のご要望にぴったりでした。

下地処理と仮敷きで、一歩ずつ進む丁寧な施工

リフォームの質は、「見えない工程」が決め手です。
まずは土間コンクリートの表面を整える「下地処理」。
ここでは、小さな凹凸（ふりく）や汚れを削り取り、表面を平らに整えます。
これを怠ると、床シートが浮いたり剥がれたりしてしまう原因になるため、とても重要です。

続いて「仮敷き」という工程です。
床シートを広げて置き、長さや隅の寸法を確認します。
これにより、伸縮や巻き癖を落ち着かせ、ぴったりと収まるように調整できます。
この手間が、完成後の見た目や耐久性を大きく左右しますし、床仕上げの“きれいさ”がここで決まります。

仕上げ工程と安心・信頼のご提案

いよいよ施工本番。
半分ずつ接着剤を塗り、空気が入らないよう丁寧に貼り付けていきます。
接着剤は、土間と床材がしっかりくっつくように特殊なものを使用。
当社では、一度に全体を塗らず、半分ずつ塗って空気乾燥させるのがポイントです。
こうすることで位置調整が容易になり、強い密着力が得られます。

その後、カッターナイフで壁際や柱まわりをミリ単位で加工。
これは接着剤が「半乾き」の段階で行うことで、よりきれいに加工できるためです。
名古屋市南区で複雑な空間にも対応できる確かな施工技術を活かし、お客様に「期待以上！」と喜んでいただいています。

まとめ

• 名刺から広がったご相談で、印刷会社様の空きスペースにご依頼いただきました

• 冷たく使いづらい土間コンクリート床に、快適・清潔な床シートをご提案

• 下地処理・仮敷き・接着・仕上げまで、見えないところまで丁寧に施工

• ヤマムラ建装は不要な工事を勧めず、「信頼第一」で安心施工をお約束します

アメピタ名古屋南店では