吹田市桃山台にて経年劣化で雨漏りを起こしたお住まいの屋根カバー工事、雨樋交換工事が着工し、足場を仮設していきます。朝から足場の搬入が始まり、さっそく仮設が始まります。
よくお客様からのご要望でいただくご意見として「足場はなくてはならないの?できれば費用を抑えたい」というご意見があります。確かに仮設して数日後には取り外すものであるためなんだかもったいないという気持ちになってしまう理由はわかります。
なにせ金額だけで言えば㎡当り約1,000円程度(業者によっても変わります)ですから、約30坪二階建てのお住まいに足場を仮設するだけでも15万円程度の見積額になりますからね。果たして足場は本当に必要なのでしょうか?本日は足場の必要性について見ていきましょう。
お住まいの外周が空き地になっているというケースはまれですよね。多くのケースで植物があったり、物干しスペースがあったり、カーポートがあったり、物置があったりするわけです。そうしたものに配慮して傷つけないように、また生活に極力差支えの内容に仮設を進めていきます。屋根カバー工法と雨樋交換であれば1週間程度で完工しますがその間、足場が仮設されている状態が続くわけですね。
二階まで伸ばした足場です。足場はつまり職人の作業場所ともいうことができます。作業、そして作業のための移動となるのが足場です。この足場は職人の「安全」と「効率のよい作業」を支えているといっても過言ではなりません。安全はもちろんですが、足場がなく作業効率が下がってしまうようなことがあれば本来1週間で終わる工程が2週間かかってしまうなど工期、そして人件費に影響します。職人が出入りする期間も費用も倍になるなんてお客様にとっては大変なストレスだと思います。
足場は職人の安全と質の高い工事を担保し、さらにお客様にもストレスをお掛けしないために大変重要なんですね。