まず今回の事例で皆さんにご注意いただきたいのは、
①雨樋は定期的に点検を行い、不具合があれば補修、部分交換、全面交換など状況に合わせたメンテナンスを行う事
②バルコニーは雨漏りの原因を作りやすい場所であるため5年に一度はトップコートの塗り替えを行い雨漏り対策をする
ということです。お住まいはどこか一箇所の部材の不具合が別の不具合を呼び、それが雨漏りへと発展してしまうといったことが良くあります。今回であれば軒樋の破損が、ルーフバルコニーの防水層を傷めつけ雨漏りの進展を早めてしまうといったような形ですね。
いずれも定期的に必要なメンテナンスを行い、雨漏りから大切なお住まいを守りましょう。