吹田市江坂のビルオーナー様より室内への雨漏りがあるため至急調査をお願いしたいというご要望をいただきましてお伺いいたしました。

幸いにも江坂は私たちアメピタ吹田店の地元でもあるためお邪魔するまでに15分、さっそく調査を開始させていただきました。

室内の様子

室内にお邪魔させていただきますとお客様自身で養生をされ、被害を最小限にするための処置がなされていました。雨漏りが起こった際にお客様自身でできること、それは室内への雨漏りが今以上に広がらないための応急処置です。

例えば漏水箇所から落ちてくる雨水をバケツで受け止める、ペット用シーツで水を吸い込むといったことですね。中にはご自身の手が届く範囲で雨漏り箇所を触ってしまう方がいますが是非お止め下さい。間違った処置が雨漏りを広げてしまう事になれば被害が拡大します。まずは簡易的な処置と専門業者に調査を依頼することを急ぐと良いでしょう。

その際はできる限り住所の違い業者を選ぶということもポイントになりますね。訪問までに時間がかかってしまったり、何日も間が空いてしまえば雨漏りが進行してしまいますからね。

雨漏りの応急処置についてはこちらをご覧ください>>

雨漏り箇所特定のために屋上を調査します

雨染みが広がっている天井に繋がっている屋上にお邪魔し、調査を開始します。

ご覧いただくとわかるように防水工事がなされている防水層の傷が目立ちます。オーナー様に確認したところ、２５年以上防水メンテナンスをしていないとのことです。

屋上のメンテナンスは５年ごとのトップコート塗り替え、１５年～２０年で防水工事の再施工が必要です。こうした防水層の劣化も今回の雨漏りと無関係ではありません。

原因は排水口の詰まりでした

直接的な雨漏りの原因は排水口の詰まりによるものです。長年蓄積された土が排水の邪魔をし水溜まりを作ってしまっています。これでは何のための排水口わかりませんよね。。。

なぜ排水口が詰まると雨漏りに繋がるのか？

まず排水口には落ち葉やゴミが排水口に入り込むのを防ぐためのストレーナーが設置されていますが、今回お邪魔させていただいたビルの屋上にはありませんでした。雨水がたまってしまったことでストレーナーが外れてしまったのでしょう。すると土ばかりかゴミや落ち葉などもどんどん排水口の詰まり、完全に水が流れなくなってしまいます。

すると防水層はたまった水にやられてどんどん劣化を進めてしまい、その劣化箇所から雨水が浸入したり、排水口と防水層の隙間がやられてしまいそこから雨水が浸入してしまうという仕組みです。

雨漏りしたから気付いたでは実は遅いんですね。

本来は雨漏りしないようにメンテナンスをすることがテナント様にもご迷惑をかけずに費用も掛からないビル管理です。

そういえば・・・と不安な方はアメピタでは戸建ての雨漏りだけではなく、ビルの雨漏り調査、防水工事も承っております。是非お気軽にお問合せください。