全体的に錆が回ったトタン屋根の全景です。

倉庫に使っているということもあり、費用を掛けたメンテナンスがこれまでは行われてこなかったようです。経年による屋根材の錆や屋根材や雨仕舞板金を固定している釘が劣化をし、固定力が失われたところに大型の台風が直撃し、一部が完全に剥がれてしまったとのことです。

野地板の状態

ブルーシートを剥がして、現状を確認させていただきました。

バラ板が固定された屋根の野地の様子です。変色しているところを見ると長年の雨漏りによって木材が腐食してしまっていることがわかります。お客様のご要望としてはブルーシートでは心もとない上に、今年の台風の不安もあるため新しい屋根材を被せてほしいとのことですが、この状態の野地に屋根材を固定しても、腐食し固定力を失った野地の状態では飛散の不安はぬぐい切れません。野地板を増し張りした上で屋根材を新設する必要があります。

今回の工事のご提案

今回の補修工事では二つの工事を行います。まず一つは飛散してしまった屋根面の屋根材新設、そしてもう一つはこちらも飛散してしまった棟板金の交換です。

必要な資材、正確なお見積りをご提出するため既存の屋根材のサイズ等を計測させていただきます。

ここ大阪でも未だにブルーシートが屋根に被っているというお住まいを見かけることはさすがに少なくなってきましたが、前回の台風で被害に受けなかったお住まいが、今年訪れる台風によって被害に遭ってしまう、雨漏りが始まってしまうといったことも十分考えなくてはいけない不安点です。

9月からの台風シーズンを安全にお過ごしいただくためにも是非アメピタの屋根調査をご利用ください。