工場の雨漏りは、多くの方が「屋根材の劣化」や「シーリングの切れ」をイメージします。
しかし実際には、落ち葉詰まりが原因で排水不良を起こし、雨漏りへと発展するケースが非常に多いのです。

特に工場では屋根面積が広く、排水経路に落ち葉や泥が堆積しやすいため、気づかないうちにトラブルへとつながります。
今回ご紹介するのは、印旛郡酒々井町柏木の工場で行った雨漏り調査の様子です。

排水箇所に溜まった落ち葉が雨漏りを引き起こす

まず確認できたのは、排水箇所に堆積した大量の落ち葉です。
落ち葉が排水口を塞ぐことで雨水が流れなくなり、周辺に水が溜まり続ける状態となっていました。

排水不良はそのまま雨漏りのリスクにつながる非常に危険な状態です。

屋根の谷部分に溜まった落ち葉の危険性

次に確認したのが、折板屋根の谷部分です。
工場の折板屋根は雨水を効率よく流すために谷部分が設けられていますが、そこに落ち葉が堆積すると逆に水の逃げ場がなくなります。

その結果、雨水が長時間滞留し、屋根材の劣化やサビ、さらに浸水による雨漏りを引き起こす原因となります。

工場折板屋根の雨漏り調査の様子

調査では屋根全体を点検し、落ち葉だけでなく、コーキングの状態や折板の接合部も確認しました。
工場は住宅と違い屋根面積が広いため、一部の排水不良が全体へ深刻な影響を及ぼす可能性があります。

今回の調査でも、落ち葉詰まり以外にサビの兆候が一部で確認されました。
放置すると屋根材の穴あきによる雨漏りへ発展する恐れがあるため、早めの清掃と補修が重要です。

雨漏りを防ぐための定期的なメンテナンスの重要性

工場の雨漏りは、建物内部の機械設備や在庫商品に被害を及ぼすため、一般住宅以上に早急な対処が求められます。

特に落ち葉が原因の場合、以下のようなメンテナンスが効果的です。

1. １．定期的な屋根・排水口の清掃

2. ２．雨樋やドレン部分の点検

3. ３．防水シートやコーキングの劣化確認

4. ４．サビや腐食部分の早期補修
   
   

これらを定期的に行うことで、雨漏りのリスクを大幅に減らすことができます。

工場の雨漏り対策は専門業者に依頼を

屋根の上は高所作業で危険を伴うため、専門業者に依頼することが安全かつ確実です。
私たち雨漏り修理専門業者のアメピタでは、非破壊調査や赤外線カメラを用いた診断も可能で、原因を正確に特定した上で最適な修繕をご提案します。

印旛郡酒々井町柏木をはじめ、千葉県内全域で工場・倉庫の雨漏り調査や修理に対応しています。
工場の屋根は規模が大きいため、小さな落ち葉詰まりも大きなトラブルの原因となる前に対処することが重要です。

まとめ

今回の調査では、工場の雨漏り原因として落ち葉詰まりが大きな要因であることが確認されました。
排水口や折板屋根の谷部分に落ち葉が堆積すると、雨水が滞留し、結果として雨漏りへとつながります。

工場では生産活動や在庫管理に直結するため、被害が拡大する前に定期点検と早期対処が欠かせません。
もし工場で雨漏りや排水不良が見られる場合は、ぜひアメピタへご相談ください。