こんにちは！アメピタ埼玉久喜店です。

先日、加須市にお住まいのお客様からご相談いただいた「古いベランダと外壁をきれいにしたい」というご要望は、単なる美観の問題ではなく、ベランダの防水機能の限界と、外壁のひび割れによる雨水浸入のリスクが原因でした。

これらの劣化を放置すると、建物の構造材が腐食し、大規模な雨漏りを引き起こします。

この問題を根本的に解決し、建物の寿命を大幅に延ばすためには、外壁を高耐久なガルバリウム鋼板へ交換する工事と、ベランダの全面リフォームを同時に行うことが最も有効な工事内容となります。

外壁のひび割れとベランダの劣化は、なぜ同時対策が必要なのか？

外壁とベランダは、建物を雨風から守る防水機能を担う車の両輪のような存在であり、どちらか一方が劣化すると、もう一方の劣化を加速させてしまいます。

⚠️外壁ひび割れ（クラック）の危険性

外壁に発生するひび割れ（クラック）は、雨水が壁の内部に浸入する決定的な侵入経路となります。

放置すると、壁の内側にある木材を腐食させ、壁全体の断熱性や耐震性を低下させます。
⚠️ベランダの防水機能の限界

ベランダの床にある防水層は、紫外線や歩行で寿命を迎えます。

防水層がひび割れたり、排水口の傾斜が狂ったりすることで、水が下に浸入し、ベランダの下地を腐食させ、階下への雨漏りにつながります。

お客様のご相談から工事完了まで

「築30年近くになり、外壁にはひび割れがたくさんあり、ベランダの床は水たまりができやすくなっています。見た目も古くなり、このままでは雨漏りするのではないかと心配で…。」

加須市にお住まいのお客様から、外装全体の劣化に関する切実なご相談をいただきました。

お客様は、目に見える劣化から、構造的な不安を感じ、大きな決断を検討されていました。

私たちは、お客様の不安を解消するため、すぐに現地調査に伺うことをお約束しました。

💡徹底した調査でベランダと外壁の劣化を特定

現地に到着し、雨漏り診断のプロである外壁診断士の視点から、建物を詳しく調査しました。

🔎外壁

塗装の剥がれと、目地に沿った深いひび割れが多数確認されました。

特にひび割れ箇所は、雨水が壁の内部に浸入している確実なサインであり、内部の腐食が疑われました。
🔎ベランダ

床の防水層にひび割れがあり、排水口に向かう傾斜が狂っているため、水はけが悪く下地も劣化していました。

💡高耐久ガルバリウム鋼板とベランダリフォームのご提案

私たちは、お客様の「高耐久」「美観向上」「雨漏りリスク排除」というご要望を踏まえ、以下の内容を含む大規模な外装リフォームをご提案しました。

✅外壁工事

既存の外壁の上に、軽量で錆に極めて強いガルバリウム鋼板を張るカバー工法。

断熱材一体型のものを選定し、断熱性も同時に向上させます。
✅ベランダリフォーム

既存の防水層を補修した後、ウレタン防水で新しい防水層を形成し、手すり上部の笠木も耐久性の高いアルミ製に交換します。

当社の一級建築板金技能士が、板金加工や防水工事といった専門性の高い施工を、一つ一つ丁寧に行うことをお約束しました。

💡ベランダ・外壁再生プロセス

✏️工程1：ベランダの防水下地処理と笠木交換

ベランダの床面を清掃し、新しい防水材が密着するように下地を整えました。

同時に、水の浸入経路となっていた古い笠木を撤去し、高耐久の新しいアルミ製笠木を設置しました。

✏️工程2：外壁ガルバリウム鋼板の施工

外壁に、まず防水シートと下地材を設置し、その上からガルバリウム鋼板を張り付けていきました。

✏️工程3：ベランダ防水層と最終仕上げ

ベランダの床にウレタン防水を施しました。

柔軟性に富むウレタン材を丁寧に塗り重ね、水たまりができないよう排水勾配を調整しながらトップコートで仕上げます。

💡安心の防水性と高いデザイン性を手に入れた家

工事完了後、お客様からは「長年悩んでいた外壁のひび割れやベランダの水たまりが全て解消し、家全体が新築みたいになりました。これでもう雨漏りの心配をしなくて済みます」と、感謝の言葉をいただきました。

加須市で、外壁のひび割れや古いベランダの劣化にお悩みでしたら、小さなサインを見逃さず、まずは私たちにご相談ください。

外壁とベランダの同時リフォームは、建物の防水性と耐震性を同時に高める、最も賢い投資です。

一級建築板金技能士や外壁診断士といったプロの技術力が、お客様の安全と快適な暮らしを守ります。