こんにちは！アメピタ埼玉久喜店です。

先日、杉戸町のお客様から「雨漏りの原因がわからない…」と、ご相談をいただきました。

雨漏りの原因は、目視では発見が難しいベランダの笠木（かさぎ：手すり壁の天面を覆う部材）の継ぎ目からの浸水が原因でした。

この原因を特定するためには、散水調査（意図的に水をかけて漏れを再現する専門的な調査）が不可欠です。

私たちは、この専門的な調査によって雨漏りの原因を正確に突き止め、劣化した笠木を耐久性の高いアルミ製に交換する笠木交換工事を行うことで、お客様の長年の不安を完全に解消いたしました。

💡笠木からの雨漏り特定に散水調査が必要な理由と交換の重要性

雨漏りは非常に複雑な水の経路をたどって発生するため、その原因特定には専門的な知識と技術が求められます。

特にベランダの笠木は、雨漏りの盲点となりやすい部位です。

✏️笠木雨漏りの原因特定が困難な理由

笠木（かさぎ）は、継ぎ目やビス穴のシーリング材のひび割れから水が浸入します。

水が壁内部を通って原因箇所と離れた場所で雨漏りを起こすため、目視での特定は非常に困難です。
✏️散水調査の絶対的な有効性

雨漏りの原因が特定できない場合、私たちは散水調査を必ず行います。

これは、水が浸入している疑いのある笠木などに特定の水量と時間をかけて水を流し、室内の漏れを再現することで、浸入経路を科学的に特定する専門的な調査方法です。
✏️笠木交換の再発防止効果

原因が笠木と特定された場合、単なるシーリングの打ち直しでは再発します。

劣化した笠木を撤去し、下地を防水処理した上で、継ぎ目の少ない高耐久なアルミ製笠木に交換する工事が、雨漏り再発を根本から防ぐ唯一の方法です。

散水調査による正確な原因特定と、専門的な笠木交換工事こそが、お客様の原因不明の雨漏りを確実に解決するための鍵となります。

お客様のご相談から工事完了まで

「前の業者さんに頼んでも雨漏りが止まらず、もう一年以上悩まされています。

ベランダの床は問題ないと言われ、どこから水が入っているのか全く原因がわからない状態です」

杉戸町にお住まいのお客様から、長期間にわたる原因不明の雨漏りに関する切実なご相談をいただきました。

お客様は、原因が分からないことへの不安と、修理しても止まらない雨漏りに強いストレスを感じていらっしゃいました。

私たちは、散水調査を含む精密な調査で雨漏りの原因を必ず特定し、解決することを約束しました。

🔎専門的な散水調査でベランダ笠木を犯人と特定

過去の診断通り、ベランダの床に大きな問題は見られませんでしたが、手すり壁の上の笠木の継ぎ目のシーリングが細く、ひび割れていることに着目しました。

そこで、私たちは散水調査を実施しました。

✅試験の実施: 雨漏り全国競技大会出場経験を持つ技術者が立ち会いのもと、ベランダの笠木の継ぎ目だけに集中的に水を流し続ける散水調査を行いました。
✅原因の特定: 水を流し始めてから約15分後、お客様の部屋の天井のシミと同じ箇所から、水の流れが再現されました。

これにより、笠木の継ぎ目からの浸水が、長年の雨漏りの確実な原因であることが特定されました。

私たちは、雨漏りの原因が特定された笠木を根本から交換し、再発を徹底的に防ぐ工事をご提案しました。

🔎信頼の笠木交換と防水回復プロセス

工程1：既存笠木の撤去と下地補修

まず、雨漏りの原因となっていた古い笠木をすべて撤去しました。

内部で腐食し始めていた木下地をしっかりと乾燥させ、防水テープなどを用いて入念な防水処理を施しました。

工程2：新しいアルミ笠木の設置

次に、耐久性の高いアルミ製の笠木を、手すり壁の頂上に正確に取り付けました。

一級建築板金技能士が、専用のビスを使用して、水が外側に流れるよう適切な勾配を確保しながら強固に固定しました。