吹田市青葉岳南のお客様よりお問い合わせを頂きました。
雨漏りが酷くなってきたので、確認してくれとの事でした。

伺ったお宅の屋根は波板となっていました。
実は波板にはいくつか種類があります。
例えば、身近でよく目にするであろう自転車置き場等でよく使われているのが塩ビ波板と言われるものです。
DIYや日曜大工でも用いられる事が多いです。

他にも、比較的強度が強く、寿命も長いので小屋の屋根で使われることが多いポリカーボネート波板があります。

今回はその中でも、強度や寿命が優秀で遮熱性にも優れているガルバリウム鋼板の波板に葺き替える事になった事例をご紹介いたします。

波板の劣化が原因

屋根の波板を見てみると、所々劣化し錆や剥がれが見られます。
勾配が少なかったので、余計に雨が溜まり波板が劣化してしまったのでしょう。

また、波板の端部分ですが、特に劣化し欠けてしまっているのがわかります。それだけの雨風に晒され、年数が経っている事が伺えます。

波板の継ぎ目においても、コーキングのひび割れや剥がれが見られます。
波板はこのように、長さが足りない場合は重ねてその隙間をコーキング材で埋めることになります。
補修は特にしていない、との事でしたので設置した時のままです。
作業跡を見ると、少し荒いかもしれません。

さらに、小さくですが、穴が空いてしまっています。
こういった箇所や先ほどまでに挙げた、波板が劣化していった所から雨漏りが発生していくことになってしまうのです。

葺き替えのご提案

全体的に錆があり、劣化していたので、強度のあるガルバリウム鋼板の波板に葺き替えをする事になりました。
葺き替えとは既存の屋根を撤去し、全く新しい屋根を設置することをいいます。
また、ガルバリウムは酸化しにくく、錆びにくく、耐用年数が20年と長いので、お客様にも喜んでいただきました。

とはいえ、定期的なメンテナンスは必要です。
たとえ雨漏りがしていなくても何か気になることがありましたら、早めのご相談をお勧めいたします。
無料点検のご相談、お待ちしております。