バルコニーからの雨漏りはなぜ発生するのか？

バルコニーは常に雨風や紫外線にさらされているため、建物の中でももっとも劣化が早い部分です。
とくに防水層のひび割れや立ち上がり部分の隙間ができると、そこから雨水が浸入し室内へと流れ込んでしまいます。

雨漏りが発生すると、カビやサビが発生しやすくなるのが特徴です。
下の写真は稲城市大丸のお住まいで確認された症状で、バルコニー下部にカビが付着し、雨水が染み込んでいる様子が見られます。

このような状態は、防水層が役割を果たしていない明確なサインです。
バルコニーの床面だけでなく、手すりの根元やサッシ周りなども劣化しやすいため、雨水の侵入口になりやすい箇所といえます。

防水層の劣化が引き起こす深刻な問題

防水層が劣化すると、目に見える雨漏りだけでなく、建物内部の構造木材が長期間湿気にさらされることになります。
湿った状態が続くと木材が腐食し、建物の耐久性が低下するため非常に危険です。

また、湿気がこもることでカビが発生し、健康被害を引き起こす可能性もあります。
「最近バルコニーの下から嫌な臭いがする」「天井にシミができた」という相談も多く、その多くが防水層の劣化に起因しています。

小屋裏の点検が雨漏りの有無を判断する重要ポイント

雨漏りの兆候は、バルコニーだけ見ていても判断が難しい場合があります。
そこで重要になるのが、小屋裏（天井裏）の点検です。

木材が湿っているか、シミができていないか、あるいは断熱材が濡れていないかを確認することで、雨漏りの進行具合を正確に把握できます。

上の写真のように、木材に黒ずみや濡れ跡がある場合、すでに雨漏りが進行している可能性が高いです。
とくにバルコニー直下の部屋は雨漏りの被害を受けやすい場所ですので、定期点検を行うことをおすすめします。

バルコニーの雨漏りを防ぐための適切な防水工事とは？

バルコニーの防水工事にはいくつか種類がありますが、代表的なのは以下の3つです。

1. １．ウレタン防水

2. ２．FRP防水

3. ３．シート防水

どの防水も重要なのは、定期的な点検と必要に応じたメンテナンスです。
防水層は紫外線によって必ず劣化するため、そのまま放置してしまうと雨漏りが再発しやすくなります。

稲城市大丸で雨漏りが発生している住まいでは、ウレタン防水による部分補修が行われていましたが、状態によっては全面的な再防水が必要なケースもあります。

雨漏り バルコニー 防水のキーワードでも検索されるように、バルコニーの防水は住宅の寿命を左右する重要な工事です。
早めの対処が、後の大きな出費を防ぐ最善の方法といえるでしょう。

稲城市大丸で雨漏りにお困りならアメピタへご相談ください

雨漏りは放置すると必ず悪化します。
「もしかして雨漏り？」と思ったら、まずは専門業者による調査を依頼することが大切です。

雨漏り修理専門業者であるアメピタでは、

・バルコニーの防水状態の確認
・小屋裏点検
・サーモカメラによる浸水経路の特定

など、専門的な調査を無料で行っています。

稲城市大丸で撮影された今回のような症状が少しでも見られる場合、早急な点検をおすすめします。
早期発見・早期対処が、雨漏り修理のもっとも大きなポイントです。