雨漏りは屋根のさまざまな箇所で発生しますが、その中でも特に多いのが谷板金（たにばんきん）の劣化です。
谷板金は屋根の谷部分に取り付けられ、雨水をスムーズに排水する重要な役割を担っています。
しかし、常に雨水が集中する場所だからこそ劣化も早く、穴あきや腐食が起きると雨漏りを引き起こしてしまいます。

今回は、武蔵野市吉祥寺北町で行った 雨漏り 谷板金交換 の実例をご紹介しながら、工事の重要性や注意点を解説します。

古い谷板金の劣化が雨漏りを招く

谷板金は瓦屋根・スレート屋根を問わず必ず存在する部材で、屋根の中でも特に水が集まる部分です。
そのため、腐食・穴あき・劣化が起きやすく、放置すると高確率で雨漏りへつながります。

下の写真は、吉祥寺北町のお住まいで確認された 穴の空いた谷板金 です。

見てのとおり、谷板金が大きく劣化し、防水機能が失われてしまっています。
雨水は金属の穴から直接内部へ流れ込み、野地板の腐食、天井への雨染みといった被害が広がりやすくなります。

雨漏りの中でも谷板金が原因のケースは非常に多いため、定期的な点検と交換が重要です。

谷板金交換工事の流れ

続いて、今回行った 雨漏り 谷板金交換 の施工手順をご紹介します。

① 既存の瓦を丁寧に取り外す

谷部分の瓦を一度撤去し、古い谷板金を取り外します。
瓦は再利用できるものは戻すため、割らないよう慎重に行います。

② 新しい谷板金を設置

新しい板金は耐久性の高いガルバリウム鋼板を使用しました。
従来のトタンに比べて錆びにくく、長持ちします。

谷のラインに沿ってしっかり固定し、水がスムーズに流れるよう勾配も調整します。
ここを正確に施工しないと、将来また雨漏りする危険があります。

③ 瓦を復旧し、仕上がり確認

新しい谷板金を設置したら、取り外した瓦を元通りに戻して工事完了です。

今回の現場でも、瓦の高さ・納まりを調整しながら丁寧に復旧しました。
谷板金は見えにくい場所ですが、屋根を守る「縁の下の力持ち」です。

谷板金の寿命はどれくらい？

一般的な谷板金の寿命は以下が目安です。

• ・トタン製：10〜15年

• ・ガルバリウム鋼板：20〜30年

谷板金が劣化しても外からでは分かりにくいため、以下のような症状が出た場合は早めの点検をおすすめします。

• ・天井に雨染みができた

• ・雨の多い季節だけ雨漏りする

• ・瓦のズレや漆喰の崩れが気になる

• ・屋根の谷部分だけ苔が多い

特に谷部分は雨漏りの発生率が非常に高いため、異変に気づいたらすぐに専門業者へ相談することが重要です。

雨漏り修理専門業者「アメピタ」にお任せください

今回のような 雨漏り 谷板金交換 は、適切な知識・技術がないと再発リスクが高い工事です。
アメピタでは、雨漏り診断の専門スタッフが現地を確認し、状況に合わせた最適な修理をご提案しています。

雨漏りを放置すると修理費用はどんどん膨らむため、早めのご相談がとても重要です。

武蔵野市吉祥寺北町周辺で雨漏りにお困りの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。