今回はスレート屋根の中でも
ケイミュー社のコロニアルクァッドを使用します。
コロニアルはセメントとパルプ繊維の
強い結合により生み出された素材の薄い板状の屋根材です。
その昔は、
パルプ繊維の代わりにアスベストが使われていましたが
使用禁止になりました。
そこで、代わりに補強用の超微粉末材を使用することで
強い粘りと耐久性が可能になったのです。
安価で軽量であり、
コストを抑えながらも耐震性を高められます。
また塗装のカラーやデザインが豊富であり、
施工が簡単で、工期も短くなります。
現在のスレートの主流素材となっています。
デメリットを挙げると、
人が踏めば体重で割れてしまう恐れがあることはもちろん、
強い風や地震、積雪などでも割れることがあります。
雨の多い地域や北側の屋根では、
表面がザラザラしている分、ザラザラ面に砂やホコリが付着して、
そこに水分が溜まればコケやカビが生えやすくなります。
これらを注意するには
定期的な点検をオススメいたします。
点検はこちらをクリックしてくださいませ
コストを抑えたい方にはこちらの
コロニアルクァッドをオススメします。
コストよりもデザインを重視したい方には
コロニアルクァッドより値段が高くなりますが、
コロニアルグラッサをオススメいたします。