今回は屋根のひび割れが気になるとのことでご依頼頂いたお客様の御自宅へお伺いさせて頂きました。
屋根の上に上がってみると屋根材にはカラーベストが使用されていました。カラーベストとはセメント系の屋根材で定期的に塗装をして雨水を吸わないようなメンテナンスが必要なものです。
お客様に確認したところ前回塗装されたのは10年程度前とのことでした。
なので表面の塗装は劣化してしまっている状況です。
水を含んだ状態なのでコケの発生も目立ちました。
カラーベスト屋根のメンテナンスとしては先ほど述べたように塗装メンテナンスが一般的です。経年劣化により防水性が弱くなったカラーベストを塗装することにより雨水等から保護し寿命を延ばすことが目的です。
しかしながらただ塗ればいいというわけではありません。
カラーベストの屋根では棟とよばれる屋根の三角の一番高いところに鉄板が使用されていますが、これを固定している釘やビスがよく抜けているんです、、、
今回のお客様の場合も写真のように抜けていました。
このまま塗装すると綺麗にはなりますが台風等の強風で棟板金が飛んでしまう危険性があります。
なので塗装工事前にこのような場所の固定のチェックを行う必要があります。
また、今回お客様が気にしていたひび割れですが私が数えたところなんと
126枚ものカラーベストが割れている状況でした、、、
1枚や2枚であれば写真のように新しいカラーベストに部分的に差し替える等してから塗装メンテナンスも可能ですが、、、、
このように差し替えたカラーベストのすぐ下のカラーベストも割れている状況を考えますと、全体的な劣化が進んでおり、差し替えてもまたすぐ別の場所が割れてしまうイタチごっこになると判断し
今回はカバー工法によるメンテナンスを提案させて頂きました。
屋根のカバー工法とは、既存のカラーベストを撤去せずにその上から新しい屋根材を取り付ける工事です。屋根材の撤去費用が発生しない分屋根をすべて葺き替える場合よりもお値打ちにリフレッシュさせることが可能です。上に乗せるので軽くて丈夫なガルバニウム鋼板という鉄板を使用します。カラーベストのようにひび割れが発生することもないので長く安心してお住まいできるようになるご提案です。
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋守山店】
当社ではまずTELにてアポ取りをしてお客様の良い日を調整してから現調にお伺させて頂きます。お困りの内容をしっかり聞き取りした上で実際に屋根の上であったり屋根の裏など確認させて頂き原因究明を行った後に御見積もりを提出致します。
又、雨漏れ診断士、自然災害鑑定士、専任のスタッフによる保険利用のアドバイスなども行っております。
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