富里市日吉台にお住まいのお客様より雨漏り補修の点検依頼を頂きました。金属屋根は一度リフォームされてからそれほど時間が経過していないようで、今回は雨漏りの原因を見つけピンポイントでの修繕をご希望でした。

金属屋根からの雨漏り調査

　雨漏りが発生してから天井壁紙の接着力が弱まり剥がれ始めてしまったそうです。屋根を見ると建物に対して金属屋根がありますがさらにパラペットがあり、屋根材でカバーできない部分は板金が施工されております。通常の屋根よりは少し複雑な形状ですが、屋根部分に関してはしっかりリフォームされており綺麗な状態です。

　全体の調査を行ってみるとコーナーの板金部分には水たまりが残っている状態でした。雨が多い時に溜まっているのは仕方ありませんが、乾いたにも拘わらず雨が残っているのはその部分だけ凹み水が常に溜まりやすい状況であることが分かります。また板金部分は色あせも起こしておりますので、このまま放置してしまうと板金が劣化し錆による穴あきを起こす恐れもあります。

外壁のクラックや劣化も要チェック！

　屋根と合わせてチェックしたのがモルタル外壁です。屋根との取り合い部分ですので、屋根と外壁、どちらかだけ劣化してしまってもその中間から雨漏りを起こす可能性があります。シーリング材が打設されており雨水が浸入している可能性は低いのですが、今後は外壁のメンテナンスもしっかり行っていくことが非常に重要です。

　今回は雨漏り箇所と屋根の劣化箇所を照らし合わせ板金のメンテナンスとともに、外壁の塗装メンテナンスもご提案させていただきました。長く安心して生活できるお住まいになるよう適切なリフォームを検討していきましょう。

　アメピタでは新型コロナウイルス対策を徹底したうえでの点検・お見積りを実施しております。お住まいのメンテナンスに関してお悩みを抱えておられる方はお気軽にご相談ください。