千葉市緑区あすみが丘にお住まいのお客様より、天窓から雨漏りを起こしてしまっているようだとご相談を頂きました。築20年、屋根も塗装メンテナンスをしっかりされているようですが天窓自体のメンテナンスは意識したことがないという事でしたので、さっそく見ていきたいと思います。

VELUX製トップライトでの雨漏り調査

　調査にお伺いしたのは2階建て切妻屋根のお住まいです。天窓枠から黒い雨染みが垂れているように見えたことで雨漏りに気付いたようです。開閉式の天窓ですと開けた際に吹き込んだのか等雨染みの理由もありますが、今回は明り取りのみのFIXタイプですので、まず間違いなく雨漏りを起こしているという事です。

　ちなみに天窓が普及し始めたころは何十社も天窓を販売していました。しかし雨漏りや施工に関してのトラブルが多く知られるようになってから、現在は4社程度しか残っておりません。今回使用されていたVELUXは現在もメンテナンスから交換までしっかり対応していただけますので安心です。

10年でシーリング等のメンテナンス、20年で交換が推奨されています

　屋根側から天窓を確認したところ目立った破損は見当たりません。しかし天窓自体、目地等のメンテナンスを10年で、20年で交換が推奨されています。そのため今回のように限界を迎え雨漏りを起こしてしまうケースも少なくありません。シーリング自体の補修はされておりましたが、おそらく枠と天窓の間等に隙間が出来てしまい雨漏りを起こしたと考えられます。

　そこで今回アメピタでは天窓の交換もしくは撤去をご提案させていただきました。天窓には雨漏りリスクがつきまといますが、採光は日々の生活でも非常に重要な役割を果たします。しっかり将来的なことを考え検討しましょう。