成田市飯田町にお住まいのお客様より「トップライトから雨漏りが起きている」とご相談を頂きましたので、早速調査にお伺いしました。日本で天窓が普及され40年ほどが経過したそうですが、ここから問題となるのがトップライトのメンテナンス方法です。知らずに生活していて急な雨漏りに頭を抱えるという方も決して少なくありませんので、ぜひ天窓(トップライト)の特徴を知りメンテナンスを行っていきましょう。

天窓(トップライト)からの雨漏り調査

　調査を行った際、天窓周辺のクロスにしっかり雨染みが確認できました。新築時に天窓を設置されたようですが、そこからかなりの年数が経っているようです。明り取りにもなりお洒落なデザインで人気の天窓ですが、実は寿命が20年程度と意外と短いのです。またその間シーリングなどのメンテナンスも必要ですので、屋根塗装等のメンテナンスにあわせての補修が必要不可欠ですが、ご存じという方が少ないのが現状です。

　天窓で雨漏りを起こす要因は様々です。例えば天窓と屋根面の取り合い、窓ガラス周囲のシーリング劣化、そして実は雨漏りの原因が天窓ではなく屋根面だったという事も…。現状であれば天窓が最も可能性が高いため、散水試験等を用いて確認してからの補修をご提案いたします。

天窓はメーカー・製品により規格サイズが異なる場合があります

　ちなみにこちらの天窓、メーカーが新日軽となっていますが、すでに新日軽はなく現在はLIXILになっています。天窓はメーカーによって大きさが若干異なる可能性もありますので、まずは設置されているメーカーに問い合わせて交換、補修が可能かを確認することが重要です。