夷隅郡大多喜町田代にお住まいのお客様より、築37年になる入母屋造りの瓦屋根の修理依頼を承りました。台風や地震でずれた部分をテープで一時固定されているようですが、雨漏りが発生する前に補修をしておきたいとのことでした。

入母屋瓦屋根の修理点検

　調査にお伺いしたのは昔ながらの立派な和風住宅で入母屋造りの瓦屋根です。幸いにも屋根が被害に遭った際にも雨漏り等はなく生活が出来ているようです。

台風や地震で剥がれてしまう漆喰の状態

　調査を行っていると棟の隙間を埋めている漆喰が一部欠損している部分が見られました。漆喰は通常頑丈なものですが、地震や台風等の強風で建物が揺れることでヒビや割れを引き起こしてしまいます。漆喰が瓦を固定する大きな役割も担っておりますので補修工事を怠ると、瓦のずれや浮きを拡大してしまう恐れもあります。

経年劣化は見つけ次第メンテナンスを！

　また築37年という事で全体的な経年劣化も懸念されます。例えば瓦を固定している銅線が切れてしまったり、谷板金が腐食し穴開きを起こした場合も、雨漏りや瓦の落下に繋がってしまいます。小さな被害は小さな補修で直せるうちにしっかり直すことが重要です。今回は補修が必要な部分を洗い出しポイントごとにしっかり補修していくメンテナンスをご提案させていただきました。

　私たちアメピタは新型コロナウイルス対策を徹底の上、点検・お見積りを承っております。屋根の状態が気になるという方はお気軽にご相談ください。