日野市多摩平で大型倉庫の雨漏りについてご相談をいただきました。屋根のシーリングが劣化して雨漏りがしているので、シーリング打ち替え工事を検討しているそうですが、まずは調査を行い必要な工事をご提案したいと思います。

　大型の建物において、雨漏りは一般住宅よりも被害が大きくなる傾向があります。その理由として、屋根が大きいとそれだけ多くの雨量が屋根に降ることで、雨漏り箇所によっては少量の雨であっても滝のようにひどい雨漏りを引き起こす場合があります。写真のように大きな屋根では、それだけ雨漏りに対して常に健全な状態を保つこともそうですが、定期的に点検を行い雨漏りが起こる前にメンテナンスを行っていくことが大事といえます。

　倉庫には多くの資材が保管されておりますが、雨漏りによってこれらが濡れるなどの問題が起こってしまうこともそうですし、内部で作業をするにも支障がでるといった弊害が発生します。また、大きな建物になると引き込んでいる電圧も一般的な家庭の単相100V、もしくは200Vではなく敷地内に受電設備のキュービクルを設け3相３線式200Vもしくは6KVといった電圧を扱っている場合もあります。雨水による漏電でこれらの設備の破損や火災、感電などの危険にも及ぶため早急に対応するようにしましょう。

　雨漏りしているのは採光用の窓付近で、右写真のようにコーキング処理されている箇所がだいぶ経年劣化しているのがわかります。コーキングは１０年程度で耐用年数を迎え交換が必要になります。劣化すると痩せや、硬化によってひび割れなどが発生し、そこから雨漏りが始まります。今回の調査では屋根材などにも問題がないことから、ご要望どおりコーキングの打ち替え工事によって雨漏りは改善できると判断いたしました。私達アメピタでは軽微な雨漏りから今回のような大型設備においてもご対応しております。雨漏り対応についての費用は16,500円からとなっておりますので、お気軽にご連絡ください。