今回の作業を行っている建物が、切妻屋根造りの建物となります。
切妻屋根の場合、屋根の端側にはケラバ袖部と呼ばれる部分があります。
そのケラバ袖には【破風板】と呼ばれる場所があり、その部分も直射日光や風雨に当たる部分であるため、色剥げなどが起こりやすい場所となります。
そのケラバ袖の破風板にも、塗料で塗り替えをしていきます。
軒先部の【軒板・鼻隠し】とケラバ袖部の破風板の境界部分も、綺麗に均一の塗り具合で塗っていきます。
ケラバ袖部の破風板に塗り替えしていき、同時に軒天との接続部分も均一で同色の塗料で塗っておきます。
なお『ケラバ(袖)』の破風板は、常に雨風に当たる個所で経年劣化が早い箇所となります。
ただし、新築時の施工によっては経年劣化の年数が変化していきます。
大きく分けて、4つの施工方法があります。
1.板金などを板全体に巻く工法
2.破風板の上にケイカル板で施工する方法
3.直接・塗装してしまう工法
4.モルタルで破風板を塗る工法
その他の施工もありますが、低層住宅(平屋造りから3階建てぐらいの住宅のこと)では、特注工法以外はこの4項目がメインになるかと思います。
それぞれメリットデメリットはありますが、やはり永久に持つ材料はないので10~20年単位で、塗り替えの塗装工事や破風板の取り替え交換する作業などをしていくのがいいかと考えます。
軒先部の【軒板・鼻隠し】部分にも塗り替えしていきます
屋根の先端部分でもある軒先部には、【軒板・鼻隠し】と呼ばれる場所があります。ここにも、塗り替えで塗装作業をおこなっていきます。【軒板・鼻隠し】部分は、雨樋の集水器や竪樋部それに雨樋を吊るための樋吊りが、【軒板・鼻隠し】部分に干渉するようにあるため、塗り替えする時には注意しながら塗っていく必要があります。
今回の記事にも出ていますが、『破風板』と『軒板・鼻隠し』の説明です。『破風板』も『軒板・鼻隠し』も建物の部位名になります。屋根の端側にあるケラバ袖部に、斜めに上がっている板を【破風板】と呼びます。そして、屋根の先端部分でもある軒先部に、取り付けられている板材が『軒樋・鼻隠し』となります。ただ現在では、取り付ける材料が一緒のため、『軒板・鼻隠し』の部分が『破風板』と呼ばれることがあります。どちらが正解とかではなく、その部分にかかわる工事屋さんのお見積り項目でも、『破風板』で統一しているところも『軒板・鼻隠し』の言葉を使うところもあります。お客様の方から、お見積り説明の際に『これは何ですか?』『この項目はどこの部分になりますか?』と聞いていただいてもいいのかと思います。私たち業者さんと呼ばれるほうも、出来るだけお客様に寄り添うような項目文章文字など使おうと努力しています。ただ、長い年月この業界に携わっていて『名称』など業界専門語を使ってしまうときもあります。お客様も、項目名称にてわからないことがあったら気軽にご質問してください。
次回の現場ブログはこちらから読み進めますよ↓↓↓『名古屋市中区にて建物の外壁から軒先屋根が突き出している軒天井への塗装』
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