東海市のお客様より、お隣さんも工事関係者も誰も挨拶もなく隣家の建て替え工事が突然始まったそうです。
工事期間中の振動によりモルタル壁が数か所亀裂が入ってしまったそうです。
屋根しっくいも剥がれていそうな気がして点検をしてほしいとご相談を受けました。
お客様のお話ですと、工事に始まる前に一声も無く工事期間中も掘削作業など大型重機の振動で、モルタル壁に数十か所に渡って亀裂が入ったそうです。
隣家の施工会社にも伝えたそうですが、工事が完了したらモルタル壁の亀裂の修理に伺うと言いながら、そのまま逃げられたそうです。
脚立などで届く範囲は、こちらの東海市のお客様がDIYでコーキングボンドで塗ったそうです。
屋根の方は上ることが出来ないため、工事の振動の影響がなかったのか? 雨漏り屋根点検のついでに探ってほしいと依頼がありました。
脚立などを使って屋根に登り、屋根瓦の割れやズレなどが無いか全体を見渡していきます。
その後、お客様の要望でもある屋根しっくいの方を点検していきました。
屋根しっくいの方ですが、全体的に苔がついて黒ずんでいたり、経年劣化でしっくいが剥がれていました。
こちらの理由は、棟瓦のほうで雨水が少し侵入しているかと思います。
他にも、寄棟屋根形状の隅棟と本体棟の接触点の鬼瓦付近のしっくいが剥がれ始めています。
鬼瓦周りのしっくいも経年劣化で剥がれたり取れかけています。
以降は、しっくいの塗り替え工事を依頼されても工事不可の箇所です。
壁際・登りノシと呼ばれるところは、しっくいの塗り替えは出来ない所になります。
今回の屋根以外にも、少し高めに施工して隙間からしっくいが見えたとしても、塗り替えるためのしっくい道具が入らないため、この部分の塗り替えはお断りしています。
ベランダの下部のしっくい塗りもお断りすることもあります。
こちらの様に、ベランダが設置された箇所のしっくい工事は、ほぼお断りしています。
とは言え、全てではないので現地での点検したときに、作業者の体が入るかどうかを判断します。
このようなしっくい作業には、本当に気を付けてください!!!
しっくい作業の工程として・・・
1.既存のしっくいを取り外す。
2.棟下の屋根土の方を剥きだしの状態にします。
3.新しいしっくいを屋根土の上から塗ります。
この作業工程が基本なのに、安価で作業をすると言って、既存のしっくいを剥がさずに既存のしっくいの上からしっくいを塗り始める業者がいます。
皆様も、あまりにも安い見積金額でしたら怪しんだ方が良いと思います。
多いのが、飛び込みで来るしっくい業者などが多いかと思います。
なぜ? 既存のしっくいの上にしっくいを塗ったらいけないのか!
技術力が全く無い塗るだけのしっくい屋では、しっくいが塗れればいいと思っています。
本当に技術を持っているしっくい屋さんは、ただ単にしっくいが塗れると考えずに、棟瓦の隙間はいいのか?棟瓦の段差パターンはいいのか?などを考えて、雨漏りしないように施工をしています。
『安かったから』と、しっくいの上にしっくいを塗ると、しっくいの裏側から雨水が回り棟の中から屋根瓦の下へ走り屋根の雨漏りの原因の一つになりえます。
雨漏り屋根点検時にスマホで撮影した写真を見てもらいながら、現在の状況をご報告させていただきました。
隣家の工事の振動による被害は特に見当たりませんでしたが、経年劣化によるしっくいが所々ありましたことを伝えさせていただきました。
お客様のご要望もあり、しっくいの取り替え工事の金額を知りたいと言われお見積書を作成して後日、お渡しに向かいました。
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
雨漏りの調査以外でも、建物の営繕工事のご相談してください
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