2024年06月19日追記

ご訪問させていただきました

大府市のお客様よりご相談をいただきました。
飛込みの訪問業者に囁かれ、玄関屋根のリフォーム工事を依頼したそうです。
工事が完了してすぐに業者から工事代金の集金に来て、尚且つ現金で支払いをさせられたそうです。
その後、2か月ぐらい過ぎて雨が降る季節になったら、リフォーム工事をした箇所から雨漏りするようになって、その業者は連絡がつかず困ってご連絡をいただきました。

リフォーム工事以前は、そこまで気になる雨漏りが無かったのに、リフォーム工事後、雨漏りが酷くなったと嘆いていました。
とにかく、屋根に登り雨漏り屋根点検を行いますと声をかけて準備に入りました。

目視による点検調査を行いました

写真の中で、谷樋鉄板を中心にして左側が、今回行った屋根リフォーム工事の作業箇所となります。
谷樋鉄板の右側部分の既存屋根瓦の状態も、たしかに劣化が始まっていそうな状態でした。

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専門用語に関してこちらのページも読んでください↓↓↓
『瓦屋根からの雨漏り原因と最適なメンテナンス方法』
雨漏りした時の自分で応急処置を行うのなら！
『被害拡大を防ぐ！雨漏りに必須の応急処置【アメピタ】』

リフォーム工事を行ってもこれでは雨漏りはしてしまいます。

これは絶対にありえない施工をされていました。
谷板鉄板の取り替え工事をしないといけないのに、古い谷板鉄板の上に雨水が流れやすくするための折り返しも何もない只の鉄板の板がさしてあるだけの施工です。
これは、手抜き工事以上の不良施工と呼んでも良いぐらいの酷い施工した。

赤丸で囲んだ黄色の線のところが、鉄板が折り返しも無く施工されている証拠となります。
只の鉄板の板のため、雨水が隙間から古い谷板鉄板の方に向かって、そこから雨漏りしているのだと判断できます。

お客様が見えない所の雑な仕事。

赤丸で囲んだところに使用されている材料は、昔の谷板鉄板の破片を刺していました。
当たり前の話ですが、古い材料を他の箇所で使用するなど、あってはならない話です。

赤色の線の針金も、本体棟がズレないように新しい針金を使わないといけないのに、すでに劣化した針金（取り外した昔の本体棟に使用された）を再度使っていました。
黄色の線のところが、棟冠瓦の施工の仕方が下手なため最後に塗る漆喰が汚く塗り終わっています。

意味が解らないブルーシートが・・・

上の本体棟の写真付近の周辺の外壁に、意味が解らないブルーシートが貼ってあります。
全く意味が解らなかったので、ブルーシートの隙間から奥を覗いてみたら、外壁漆喰が剥がれて捲られていました。

飛込みの訪問業者も、何か作業をしようかと考えたのですが、これを治す技術力も無いため隠すためにブルーシートを貼っていったと考えられます。
残念ながらこのブルーシートは、一番安価な厚みが薄いタイプのため雨水が当たるたびにブルーシートからしみ込んで行って、こちらも雨漏りの原因となっていると判断します。

飛込みの訪問業者の９０％以上は悪徳リフォーム会社なので絶対に話もしないでください。

よく言われますが、飛込みで来る訪問リフォーム会社は、ほぼ90%以上は悪徳リフォーム会社になります。
このような人が訪問したら、一言『いらないです！警察を呼びますよ！』と伝えて絶対に相手をしないでください。

最近の傾向で・・・
『お宅の屋根がズレていますよ』
　　　　　　⇩
『お知り合いの業者さんに直してもらってください』と言われて
　　　　　　⇩
『この人はいい人だな～』と思わないでください！！
これが、悪徳訪問業者の手段になります。

その他も雨漏り屋根点検をしていきました。

他の箇所にも谷板板金があったのですが、経年劣化が激しくて腐食から穴があいています。
この穴から雨水が侵入して、雨漏りの原因となります。

屋根瓦の方は、劣化が進んでいますが雨漏りしそうな割れなどがありませんでした。

お客様にご報告。

雨漏り屋根点検でスマホで撮影した写真を見てもらいながら、現在の雨漏りになっている状況を報告させていただきました。
現状の雨漏りを治す工事と、他の屋根・谷板鉄板の取り替え工事を提案させていただきました。

今回は特殊なお話でして、まずは大金をせしめて適当な不良工事をしていった業者がいるので、お客様にはまずは『消費者センター』に問い合わせる提案を出させていただきました。
契約書も無く、お見積書と領収書だけしかないため、実際に存在している会社なのかもわかりません。
とは言え、泣き寝入りするには異常な工事代金のため、『消費者センター』という提案を出させていただきました。

次回の現場ブログはこちらから読み進めますよ↓↓↓
『大府市にて経年劣化で穴があいた谷樋の交換工事！小さな穴でも雨漏りの原因！』

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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】

地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。

初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。

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