名古屋市北区にて築80年以上の平屋での雨漏り調査にお伺いしました。

屋根は両側がお隣と隣接しているような状況でした。

また、瓦屋根の下にステンレスの板金屋根があるといった少し複雑な屋根形状でした。

室内の雨漏りの様子です。

天井の目地部分から先日の大雨の時にかなりの水が落ちてきたようです

雨漏りが発生している箇所の真上の状況です。

少し緑に見える部分は銅板が使用されています。

この銅板が瓦屋根とステンレスの屋根の繋ぎ目部分に差し込まれており、雨がその隙間から入ることを防いでいるのですが、、

瓦部分を少しめくって確認してみるとこの差し込みがかなり浅く取付されていました。

これでは大雨の時に流れきれなかった雨水が逆流してこの銅板を乗り越えて雨漏りする原因となります。

また銅板は錆びてしまったり酸性雨や瓦の薬剤と反応して穴があきやすい材質になります。

水が流れるところは特に写真のように変色して劣化しています。実際よく見ると小さな穴があいていました。

今回のような屋根形状以外でも谷と呼ばれる屋根と屋根の面がぶつかるような形状の屋根には谷という部分が存在します

この谷には銅板が使用されている場合がございますので一度点検する必要があります

仮に銅板が使用されていた場合はステンレスやガルバ二ウム鋼板等、耐久性の高いものに交換されると安心です。

このような板金は瓦等屋根材の下に差し込みがされており一度廻りの屋根材を撤去してから交換し、また屋根材を復旧するといった流れの工事となります。

今回も一度屋根瓦を一部撤去してから差し込みの銅板部分の処理をするご提案となりました。

他の部分にも原因が

板金類には至る所にこのような穴があいた状況でした

釘が中途半端に刺さっていたり

錆が発生して穴があいている箇所があったりと

雨が入る原因が多数ありました

屋根裏も念の為点検しました。

屋根裏には雨樋のようなものが最初から置いてありました。

以前から雨漏りがあり業者の方が水を受けるように設置したものだと思いますが、、、

根本的な解決にはならないのでアメピタではこのような処理はしません

点検を終えて

築年数が80年以上とのことで写真の漆喰の剥がれや板金の錆等いろいろな不具合が発生していました。

すぐに雨漏りに繋がらないような不具合も放置しておくと雨漏りがいつかは発生してしまう可能性が上がります。

また雨漏りは水が出てくる箇所が１箇所でも原因箇所は複数箇所であることもあります。

なので1つずつ確実に原因を潰していく必要があります。

アメピタ名古屋守山店ではお客様のご予算や今後のお家の使い方に合わせたご提案をさせて頂きます

調査、お見積りは無料ですのでお気軽にお問合せ下さい。