逗子市桜山で屋根のスレート（薄型の屋根材）が強風で外れてしまい雨漏りしているというご相談をいただきました。すでに仮養生で雨漏りを一時的に止めているそうですが、長年建物のメンテナンスをしていないこともあり、強風被害を受けていない箇所も含めて調査し必要な工事をご提案させていただきます。

　屋根の状態を見ると、北側は茶色いものが付着しています。これは苔が発生しているためで、日当たりがあまり良くない北側は水分がとどまりやすいこともあり、苔が生えやすい状況といえます。しかし、屋根の表面には本撥水性がありますが、経年劣化によってその機能が失われたことで苔が生えてしまったようです。

　ご依頼いただいたスレートが剥がれてしまった箇所です（左写真）。防水紙を防水性の高いテープを使って設置していますが、これはあくまで仮処理のため早めに補修が必要です。スレートはクラックが発生している箇所も数箇所見つかっておりますので、この機会に屋根を刷新する必要がありそうです。

　苔が生えている箇所がとくにクラックが多く、その理由は苔があると水分が長期間滞留しやすいため、スレートが水分を吸って・それが乾いてといった繰り返しがスレートの劣化を早めているからです。他にも外壁にクラックが発生していることから、外壁のクラック補修と、屋根に関しては屋根カバー工法をご提案し雨漏りを改善させたいと思います。私達アメピタでは屋根カバー工法を767,800円からご案内しております。詳しい費用については現地調査後にお見積書をご提出させていただきますので、お気軽にご相談ください。