名古屋市昭和区にて、経年劣化と間違った施工法である経年劣化で切断する針金で固体していました。今現在の針金では切断しにくいのですが、約20年ほど前以上の針金だと劣化で切断してしまいます。
落下落ちしてしまうモニエル瓦の修理を含めた、屋根のリフォーム工事でお伺いしました。
屋根上に上がり棟の周辺を調査していたら、棟瓦が針金で縛って落下や飛散しないように作業してありました。(赤丸で囲った箇所)日本瓦とは別の洋風瓦と呼ばれる屋根瓦は、ここの棟瓦は基本的にパッキン付きの釘を打って、棟瓦が動かないように固定しておくものです。そのため、棟瓦を一旦取り外して棟の内部を修理するように屋根のリフォーム工事を進めていきます。
写真の様に、棟瓦などを短い針金で縛り止める作業ですが、昔の針金は経年劣化で針金が伸びる性質があります。
固定してあるはずの棟瓦も、緩くなったおかげで飛散する可能性が出てきます。
1980年代から1990年代中頃のモニエル瓦で屋根の施工がされている建物なら、専門業社さんへ屋根の調査・検査を依頼するのも建物にとって良いことだと感じます。
屋根のリフォーム工事でもあるため、棟瓦は棟の内部の修理が出来たらもう一度使用するために、仮で取り外していきます。棟瓦を取り外した棟の内部の状態です。ここの部分も手抜き工事と言ってもいいほどの、施工方法が間違っています。棟の中心に垂木(たるき)を直接打ち付けて、その後両脇に漆喰を塗るための壁代わりの板材を取り付けていきます。この板材を取り付けることで、必要な量の漆喰の量を減らすことができます。が、この施工では棟の内部がスカスカな状態で、尚且つ垂木(たるき)に取り付けてある壁代わりの板材も経年劣化で腐ってくるため、将来的には雨漏りがしやすい屋根となりえます。今回は、この問題ある施工を修理するように屋根の一部リフォーム工事を行っていきます。
棟の中心に取り付けてあった垂木(たるき)と壁代わりの板材を取り外して、量を減らして塗ってあった漆喰を掃除しながら取り外していきます。
垂木(たるき)が施工上の高さが出せない問題があり、被せて施工してきた棟瓦との空間隙間がありすぎたため、パッキン付きの釘では届かずに針金で棟瓦を縛る施工をしたかと思います。
この当時でも、長さがあるパッキン付きの釘は販売されていましたが、多分、購入することも長すぎて打ち込む作業も面倒なため、針金で縛っていたんだろうと予測することが出来ます。
棟の中心に垂木(たるき)を設置する際に、補強と高さ調整を兼ねた屋根材【強力棟金具】を、モニエル瓦の下に設置していきます。
屋根材【強力棟金具】を、棟の中心に均等の長さで取り付けます。その上から垂木(たるき)を載せるように取り付けていきます。最後に、【強力棟金具】に垂木(たるき)を固定するための釘穴が開いているため、その釘穴に向かってビス釘などで打ち込みます。
屋根のリフォーム工事として、元の屋根瓦の状態よりもしっかりした屋根瓦の状態にするため、棟の中心に設置した垂木(たるき)の両サイドに、南蛮しっくい(セメントと漆喰を混ぜたもの)を塗っていきます。垂木(たるき)の高さぐらいで、モニエル瓦の隙間から雨水が侵入しないように埋めながら、棟中心の空間の隙間も埋めて行くように塗っていきます。
取付けた垂木(たるき)の頂点部分に載せるように、仮で取り外していた棟瓦を再度取り付けていきます。棟瓦の釘穴を使ってパッキン付きのビス釘を打ち込んでいきます。今回は、垂木(たるき)の高さも【強力棟金具】のおかげで調整できたため、棟瓦と垂木(たるき)との空間の隙間がほとんど無くなりました。
ビス釘でしっかり固定できるように、打ち込むことが出来るようになりました。
棟瓦全体に均等にビス釘を打ち込んで、固定作業を進めて作業の完了となります。
屋根上にあげていた道具や工具、材料の余剰材を屋根から降ろしてから、ブロワーで屋根全体を吹き掃除を行っていきます。
お客様に作業の工程の写真を見ていただきながら、ご説明させていただきました。
固定作業も行われて、お客様も胸をなでおろしていました。
初動の点検調査から作業の完了までの流れを施工事例で読めますよ↓↓↓
『名古屋市昭和区にて経年劣化と施工間違いによる落下しそうなモニエル瓦の棟修理』
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