はじめは古くなって棟瓦が先端にズレ動いていたので、屋根点検も含めてご連絡をしていただきました。
その後、屋根検査の結果、新築当時の屋根工事屋さんの施工の仕方に間違った工法が施されていました。
このまま放置するのは、棟瓦が落下することも考え、棟のやり直し工事を提案させていただきました。
セメント製の瓦で【モニエル瓦】の場合、このような間違った施工がまかり通っていますので、
お近くの屋根専門業者さんにご相談するか、アメピタ名古屋南店まで気軽にご連絡をください。
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施工内容 |
- 瓦屋根補修(差し替え、ずれ・破損補修)
- 漆喰工事
- その他
|
築年数 |
約35年以上 |
施工期間 |
3~4日ほど |
工事費用 |
大屋根・下屋根全部の棟修理で、約50万円ぐらい |
名古屋市昭和区にお住いのお客様より、棟瓦がズレ動いているとのご相談を受けてお伺いいたしました。
棟の屋根点検を行っていたら、棟瓦が針金で縛って固定された跡がありました。(赤丸で囲った箇所)
屋根瓦の種類で洋風瓦と呼ばれる平たい瓦の棟瓦は、固定にはパッキン付きの釘やビス釘で施工するものです。
が、こちらの棟瓦は針金を縛って固定をしようとしていました。
この当時の針金は、経年劣化で伸びやすくなっていたので、余計に棟瓦がズレ動いてしまいました。
棟瓦などを
短い針金で縛り止める作業ですが、昔の針金は経年劣化で針金が伸びる性質があるので、固定してあるはずの棟瓦も緩くなったおかげで飛散する可能性が出てきます。
1980年代から1990年代終わりのモニエル瓦での屋根を施工がされている建物にお住みの皆さんで、ご心配なら、近隣の屋根専門業社さんへ屋根の調査・検査を依頼するのも住んでいる建物にとって良いことだと思います。
アメピタ名古屋南店でも、屋根の調査や検査など対応していますので、気軽にご連絡をください。
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棟修理を行うため、棟瓦は最後に使用するため、破損させずに綺麗に取って行きます。
棟瓦を取り外した棟の内部の状態です。
手抜き工事と言ってもいいのではないか?と思えるほどの、施工方法が間違っています。
棟の中心に垂木(たるき)を直接打ち付けて、その後両脇に漆喰を塗るための壁代わりの板材を取り付けていきます。
この板材を取り付けることで、必要な量の漆喰の量を減らすことができます。
この施工では棟の内部がスカスカな状態で、壁代わりの板材も経年劣化で腐ってくるため、将来的には雨漏りしやすい棟の内部工事となりえます。
棟の中心に取り付けてあった垂木(たるき)と壁代わりの板材を取り外して、量を減らして塗ってあった漆喰の残りカス取り除きながら作業を進めていきます。
棟の中心に垂木(たるき)を設置する際に、棟瓦の補強と高さ調整を兼ねた屋根金具材【強力棟金具】を、モニエル瓦の下に設置していきます。
補強金具の【強力棟金具】を、棟の中心に均等の長さで取り付けます。
その金具の中心に合わせるように垂木(たるき)を取り付けていきます。
南蛮漆喰(シルガード)を塗り棟瓦を取り付けて行きます。
垂木(たるき)に沿って、南蛮漆喰(シルガード)を塗っていきます。
モニエル瓦の隙間から雨水が侵入しないように埋めながら塗っていきます。
南蛮漆喰(シルガード)を塗り終えたら、取り外しておいた棟瓦を取り付けていきます。
固定用の針金の穴を流用して、パッキン付きのビス釘を打ち固定をします。
取付けた棟瓦全体に、パッキン付きのビス釘を全て打ち込み固定をしたのなら、落下しそうなモニエル瓦の棟の修理が完了しました。
雨漏り調査・雨漏り修理なども対応しています。それ以外にも、住宅の屋根・壁・樋の工事のすべてや住宅の内装工事のすべて、住宅の外回りの外構工事もそして住宅の解体工事も対応出来るかと思いますので、気軽に一度ご連絡をください。お問い合わせフォームはこちらから⇒
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で瓦工事という雨漏りの専門家として営んできました。
住宅屋根の雨漏りに関しては勿論のこと、小規模な工事や住宅外壁、住宅の内装に関してもお気軽にお問い合わせください。
初動現地調査には、写真の私が責任をもってお伺いします。
なお雨漏りの原因究明に関しては、初動現地調査の際に判断しますが、場合によっては後日、私と雨漏り箇所の担当業者と再度お伺いして、細かくチェックを行った後に原因を究明したいと思います。
ぜひ一度、御見積り・現地点検調査無料のアメピタ名古屋南店にお気軽にご連絡ください!!
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