2025年03月10日追記
【名古屋市天白区のお客様からのお問い合わせ】
お客様からのお問い合わせによると、二階建ての建物で二階部分の部屋の天井から雨染みが出てきたそうです。
和瓦の屋根で、屋根漆喰の方で被害が出ている可能性があると予測しながら、弊社にご連絡をいただきました。
お客様のお困りごとについて、詳細を確認させていただきます。
お住まいの状況に合わせて最適な解決策をご提案させていただきます。
お気軽にご相談ください。
お客様と訪問日時を一緒に決めてから、ご訪問させていただきました。ご挨拶の後にお客様から現在の状況を説明していただきながら聞き取り調査を行いました。同時に、雨漏りしている部屋の方までご案内いただき、天井の雨染みの状態を目視調査しました。
お客様からご了解をいただき、屋根に登らせていただきました。
今回は、一階に屋根があり、その屋根から二階の屋根に簡単に登ることができたので、そのまま屋根の状態を確認しました。
まず、入母屋建物の屋根全体に、屋根瓦などが破損していないか目視で確認しました。
結果から先にお伝えしますと、屋根瓦の破損や飛散はなく、谷樋や板金加工した部分の損傷など施工上の雨漏りがしやすい場所も見当たりませんでした。
気になるところとして、屋根に塗られていた屋根漆喰が経年劣化で剥がれたり汚れていたりしていました。
昔と同じ材料を使っているものの、長い期間経過すると寿命が短くなることがあり、10年から15年ほどで塗り替えがおすすめされます。
ただし、安物買いの銭失いとされる漆喰の塗り直し工事には、重ね塗りという方法があります。
ただし、この施工では技術がないと雨漏りを引き起こす可能性があります。
特に、技術がない業者が勧める安い工事は、悪質な漆喰屋にとっては都合の良いものです。
そのような業者は、お客様のことを考えずに利益を追求しています。
リフォーム工事を行う業者も、安物作業を推奨することがありますので、注意が必要です。
技術のある業者は、現在の漆喰を剥がして棟の内部の状態を確認し、新しい漆喰を塗っていく塗り替え工事をお勧めしています。
屋根の形状には、大棟同士が段違いしている【棟違い部】があります。この棟違い部で、新築当時に塗られていた屋根漆喰が剥がれていました。原因は経年劣化だと考えられます。剥がれた漆喰の下には、積み上げた棟瓦の内部が見える状態になっていました。棟違い部の大棟部の尻側(カット側)に起こっていたこの現象は、建物の老朽化や気候条件の影響などが要因として考えられます。このような状況では、棟瓦の内部が見えることで雨漏りのリスクが高まるため、早めの補修や取り替えが必要となるでしょう。
雨漏りの原因として、今回の問題は、棟の内部から雨漏りを引き起こす雨水の通り道が、剥がれた漆喰の隙間から侵入したことにあります。漆喰が剥がれることで隙間が生じ、そこから雨水が入り込んで棟の内部に通り道を作り、結果的に雨漏りが発生したと判断されました。漆喰の隙間からの雨水侵入は、雨漏りの原因として重要な要素となります。
切妻屋根の中には、一つの屋根に大棟と中段・大棟の二か所以上の棟があり、それぞれが一直線に一つの棟として形成されていない形状があります。このような屋根形状は、建物内部の部屋のレイアウトや土地敷地の境界に関わって作られることが多いです。大棟や中段・大棟が一直線にならず、それぞれが一つずつその場所で棟として形成されています。このため、特定の条件下で選択されるのではなく、建物や土地の条件によって形成される屋根形状と言えます。
瓦屋根の鬼瓦周りの漆喰は風雨にさらされやすく、剥がれやすい部分です。全ての大屋根の鬼瓦周りの漆喰が既に剥がれてなくなっている状態であることが確認されました。最近の施工では、鬼瓦周りには漆喰だけでなく、コーキングボンドを使用して鬼瓦と棟瓦の隙間を埋める工法が一般的になっています。
漆喰は屋根の重要な部分であり、劣化や剥がれがあると雨漏りや屋根の崩壊の原因となります。特に棟下や大棟と降り棟の接続点は漆喰が剥がれやすい箇所です。漆喰が剥がれると内部の土や葺き土が雨水によって浸み込み、屋根の構造にダメージを与える可能性があります。定期的な点検やメンテナンスが重要です。
大棟と降り棟の接続地点では、漆喰が剥がれやすいということが述べられています。この部分の漆喰が剥がれたまま放置されていると、接続点の隙間から雨水が侵入し、鬼瓦や棟瓦が経年劣化で落下する事故が起こる可能性があります。したがって、このような状況では早めのメンテナンスが重要です。漆喰の補修や棟瓦の固定力の確認を怠らず、安全性を確保するために定期的な点検と修理が必要です。
漆喰が剥がれている降り棟の鬼瓦から長年の雨水が侵入している状況が確認されました。また、経年劣化により大きな鬼瓦が屋根から落下して建物の下に落ちたという事例もあります。このような状況では、漆喰の剥がれだけでなく、雨漏りのリスクが高まる可能性がありますので、放置せずに早めの修理を検討することが重要です。お客様には、雨漏り屋根診断中に撮影した写真をスマートフォンでご確認いただきました。今回の雨漏りの原因や漆喰の劣化について報告させていただき、修理の提案として、雨漏りの原因となる場所に屋根材で蓋をする処置や他の漆喰の塗り替えをご提案させていただきました。お見積も作成し、お客様にご提供しております。ご検討いただければ幸いです。次回の現場ブログはこちらから読み進めますよ↓↓↓
『名古屋市天白区にて大棟部の三日月部と降り棟鬼瓦周辺の屋根漆喰を新しく塗り替え作業』
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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