作業開始前の状態です。
経年劣化した古い雨樋【中樋】を取り替えていきます。
雨樋【中樋】を取り外しする際に干渉している屋根瓦を取り外していきます。
雨樋【中樋】取り替えをした後で、取り外している屋根瓦を再度使用するために、破損させずに綺麗に取り外していきます。
屋根瓦全体を取り替える屋根リフォーム工事などは新しい屋根瓦にしますが、今回のように屋根の部分的な修理の場合は、そのまま屋根瓦を流用することが多いです。
その理由として・・・
1.昔の屋根瓦の寸法が、廃版になったサイズになることもあります。
2.廃版になったサイズを新しく作るのなら、特注品扱いになり工事価格が吃驚するほど高額になります。
3.仮に新しい屋根瓦を使用した場合、一枚ずつ加工しないといけないので、人件費として高額の請求をしないと行けなくなるため。
こちらのお客様の場合、このような理由もあります。
1.敷地一杯に建物が建っているため、古い屋根瓦を屋根から地上に降ろす場所がないため。
2.新しい屋根瓦を搬入しても、搬入トラックと置いておく敷地が無いため。
3.新しい屋根瓦を屋根上に上げる専用の荷揚げ機の設置するスペースが無いため。
以上のことの問題をクリアーするためには、土木事務所まで行き道路占有許可書を取りにいかないと行けなくなります。
許可を受けるためには、時間と代行代がお客様に余分に負担となります。
そのような理由もあり、お見積もり段階でお客様には屋根瓦を流用することを伝えておりました。
取り外しに干渉している屋根瓦を取り外していたら、昔の人が施工した雨樋【中樋】部分がみえてきました。
ただ施工の仕方が間違っておりました。
雨樋【中樋】の幅も狭すぎなんですが、それよりも雨樋【中樋】の下に屋根土が潜り込んでいます。
本来は、雨樋【中樋】の折り返し部分が、屋根土の下に無いといけないのですが。。。
経年劣化した古い雨樋【中樋】を取り外して、干渉していた屋根瓦も取り外した後で、屋根瓦の内部にあった屋根土と杉皮板を取り外して、綺麗に掃除をしておきます。
新しい雨樋【中樋】を取り付ける前に新しい屋根の野地板などを取り付けていきます。
屋根瓦などを取り外して掃除までした場所に、新しい屋根の野地板を全体に取り付けていきます。
新しい屋根の野地板の上に防水紙(ルーフィング)を貼ってから、新しい雨樋【中樋】を屋根の上に上げ越しておきます。
新しく取り付けた雨樋【谷樋】に下に防水紙が巻き込まれないように気を付けて取り付けていきます。
最後に防水紙(ルーフィング)の先端を、取り付けた新しい雨樋【中樋】の上に乗せるようにしておきます。
雨樋【中樋】の上に防水紙が来ることで、仮に雨水が侵入しても防水紙の上に流れて雨樋【中樋】に辿り着くようになっております。
屋根瓦の修理・修繕・リフォーム工事から建物のすべての外装・内装工事、それ以外にも敷地内のカーポートや外構工事、建物の解体工事まで対応しています。お住まいでお悩みなことがあったら、気軽にアメピタ名古屋南店までご連絡をください。お問い合わせフォームはこちらから⇒
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地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
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