名古屋市緑区にお住いのお客様から雨漏りのご相談をいただきました。
築年数が50~60年以上の古く昔ながらの立派な建物ですが、あまりリフォーム工事をしていなかったそうです。
雨漏りの状況を見ながら、雨漏りの原因を探っていこうかと思っています。
お客様の都合を伺いまして、タイミングのいい日にご訪問させていただきました。
到着して早速、お客様より雨漏りしている部屋に通していただきまして、確認をさせていただきました。
偶然でしたが、ご訪問日の前日に雨が降ってくれたおかげで、雨染みの跡が確認することができました。
雨染みが、もっと奥の方から流れて来て屋根の躯体の作り方から、屋根の谷樋付近からの雨漏りだと判断が出来ました。
二階のベランダから屋根に伝って登っていくと、雨漏りしている場所付近の屋根面に辿り着きましたので、そのまま屋根の雨漏り点検を行いました。
ここの谷樋は、昔(数十年前)に業者さんが直したそうです。
その時も、今回と同じ場所の雨漏りに悩まされて工事の依頼をしたそうですが、最近になってまた雨漏りしてきたそうです。
谷樋の接続地点の谷樋板金の重ねの隙間から雨水が抜けてきています。
この状況ですと、谷樋から雨漏りではなくもっと奥からの原因となりえます。
屋根の大棟を中心に、反対側にも谷樋がありました。
雨漏りがしていたのか?昔に流行った谷樋の上からコールタールを塗っていました。
このコールタールを塗る工法は、谷樋鉄板自体が強固になるわけでもないので、ほぼ意味のない工事になってしまいます。
新築時の作業をした職人さんの癖にもなってしまいますが(昔は屋根の施工所は無くてそれぞれの師匠の流派で施工されていました)、積み上げる高さがある大棟の場合、谷樋の重なりよりも長く大棟を積み上げていきます。
当時は、これが良いものだと思われていましたが、近年では、赤矢印先より雨水が侵入して染み込みから、大棟の奥より雨漏りを発生したり積み上げた大棟の熨斗瓦(のし瓦)を内部から崩す作用が出て来ています。
赤線の範囲内での、雨水の侵入している可能性が高いです。
この場所からが、雨漏りの原因となりえるかと思います。
なおお客様に工事の提案としては、両方の谷樋交換とこの長すぎる大棟を、赤線の範囲内を解体して綺麗に治す方法を、伝えさせていただきました。
鬼周りなどの屋根漆喰が経年劣化による剥がれていました。
この様に屋根漆喰が剥がれていたのが、屋根の全体の8割以上が無くなっていました。
お客様の方に屋根漆喰も剥がれていることは伝えさせていただきました。
ただかなり大きな寄棟建物で、棟部分が十数か所もあるため、屋根漆喰のやり直し工事も行うとかなりの高額な金額になります。
その場で、お客様とご相談の上、今回は雨漏りしている谷樋と大棟の修理の方でお見積りを作成させていただくことになりました。
雨漏り調査・雨漏り修理なども対応しています。それ以外にも、住宅の屋根・壁・樋の外装工事のすべてや住宅の内装工事のすべて、カーポートなどの住宅の外構工事、そして住宅の解体工事も対応しています。一度、気軽にご連絡をください。お問い合わせフォームはこちらから⇒※個人のお客様(現在の取引がある会社様)とのお取引を大事にしたいので、その他、建設・建築業関係者からのお話はお断りしています。
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地元密着で瓦工事という雨漏りの専門家として営んできました。
住宅屋根の雨漏りに関しては勿論のこと、小規模な工事や住宅外壁、住宅の内装に関してもお気軽にお問い合わせください。
初動現地調査には、写真の私が責任をもってお伺いします。
なお雨漏りの原因究明に関しては、初動現地調査の際に判断しますが、場合によっては後日、私と雨漏り箇所の担当業者と再度お伺いして、細かくチェックを行った後に原因を究明したいと思います。
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