習志野市津田沼で屋根が台風で壊れたため、雨漏りしているとご相談をいただきました。強風で瓦が屋根から落ちてきているので、他にも落下しそうなものが地上からでも確認できるそうです。瓦は一枚あたりの重さが3.5kg程度と結構な重量があるため、落下して人に当たれば大変危険です。早急に現場にて調査を行い、落下しそうな瓦の処置も合わせて行いたいと思います。

　落下した瓦がバルコニーに見つかりました。他にも落下した瓦によってカーポートの屋根を破損させていることもあり、いつ他の瓦が落ちてくるかわからない状態では、安心してバルコニーや庭にでることができないでしょう。

　お住まいの内部では天井が水分によって歪んでしまっています（左写真）。シミや歪みは清掃などではもとに戻すことはできないため、原状回復するには天井板の交換も必要になります。
　続いて屋根に上って調査をすると、ケラバの瓦のほとんどが剥がれてしまい、その下の防水紙もめくれたり破れたりしていました（右写真）。

　ケラバの瓦が落下し、下屋の瓦を破損させていました。他にも強風による影響で雨樋（縦樋）が外れてしまっています。調査時に割れてしまった瓦は地上に下ろし、更に雨漏り箇所にはブルーシートで仮養生をさせていただきました。工事までの間はこれで雨漏りに困ることはなくなりました。今後は屋根の部分葺き直し工事（mあたり13,200円から）、棟取り直し工事、屋内は天井板の交換を行い復旧を進めることになります。