富津市八田沼で屋根から雨漏りしているため、原因の確認と工事をお願いしたいと連絡をいただきました。以前より雨漏りはしているそうで、４年も前からということから木部の傷みなども出ている可能性が高いです。また築年数も経っているお住まいということもあり、ある程度お住まい全体の不具合が出ていることも考慮し調査を実施いたします。

　まず確認するのは屋内の状態です。雨漏りしている期間が結構長いこともあり、天井から染み出ている雨水によって染みや、クロスの剥がれといった問題がでていました。クロスについてはもとの状態に戻すために、張替える必要があります。

　屋根には瓦が使用されていますが、おそらく地震などによってズレないようにと漆喰が屋根の平部に施されていました（左写真）。このような対応はあまりお勧めできる方法ではなく、漆喰を施工した箇所から毛細管現象によって屋内に水分を引き込んでしまう危険があります。その問題の漆喰も経年劣化が進んでおり、剥がれている箇所も多数見られました（右写真）。

　瓦を外して確認すると、土によって瓦を安定させる土葺きの屋根とわかりました（左写真）。また、防水紙にはとんとんと言われる、木を薄くした材が使われていますが、かなり年数が経っていることもあって経年劣化による影響があります。防水性能としては不十分ということもあり、ここから雨漏りもしていることもあって新しい防水紙への交換として屋根葺き直し工事をご提案しております。アメピタでは屋根葺き直し工事（13200円/㎡）をからご案内しておりますので、屋根の大きさや使用されている材などによる詳しい費用については無料の現地調査・お見積りをご利用ください。