以前、工事のご依頼をいただいた豊明市にお住いのお客様より、同じ敷地内に建つ築年数がかなり経過した建物のご相談をいただきました。どうやらお客様の方で、屋根の先端部分でもある軒先部で、一部落ちかけていることを発見したそうです。その以前に行った工事の施工事例の内容はこちらから読み戻れますよ↓↓↓『豊明市にて雨漏り屋根瓦を修理後に穴が開いた和室の天井板を交換するリフォーム工事』建物より少し離れて所から撮影しましたが、屋根の先端の軒先部分(赤矢印付近)が落ちかけていました。
目視による点検調査を行ってみました。
赤矢印を境に、左側は通常の高さで合ったけど、右側のほうから屋根が落ち始めていました。状況から見て、外壁壁から軒先部までの軒裏部分のタルキが折れているのかと考えられます。
設置されていた雨樋も、落ちかけていた屋根の躯体と同じように落ちかけていて、一部変形しながら落ちていました。
まだ折れていない軒先部の方へ梯子をかけてみて梯子で登ってみましたが、屋根全体に使われている屋根瓦も経年劣化が激しくなっていました。今の現状では、とても屋根瓦の上に乗ることが出来ないため、はしごに乗ったまま屋根点検を行いました。
屋根が折れ曲がった所の、屋根瓦の接続部分に隙間が開いていました。普通の雨なら、屋根裏に侵入しにくいのですが、台風や横殴りの休風を伴った雨では、屋根裏に雨水が入る可能性はありますね。
屋根が折れ曲がったことと同じで軒先瓦も落ちていました。蜘蛛の巣の貼り方を見たら、だいぶ前から屋根が落ちていたのかと考えられます。工事の提案内容として・・・1.落ちている部分の屋根瓦と屋根土や野地板を一度取り外してタルキの屋根躯体の状態にします。2.折れていると思うタルキの横に添えるように新しいタルキをセットします。3.古い垂木を持ち上げながら、添えたタルキ同士をビス釘を打ち込んで固定します。4.そのような施工方法で屋根を上に上げていきます。その後、野地板代わりの合板を打ち付けてから、屋根瓦を復旧するように施工していきます。
仮設足場を設置したい場所が、幅もそこまでなくて農道なのか、私道みたいになっていました。お客様には、屋根の点検の報告とともに工事の提案をさせていただきました。こちらの場所に仮設足場を設置したいことを伝えたら、設置するには大丈夫な状態にしておきますと、快くお言葉をいただきました。
次回の現場ブログはこちらから読み進めますよ↓↓↓『豊明市にて屋根の垂木が折れて修理を行うため仮設足場を設置します!』
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地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
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初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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