以前に和室の雨漏りから、屋根瓦の雨漏り修理をいただきましたお客様より、和室の雨漏りしていた天井板がもう雨漏りしなくなったので、その和室の天井板を新しいものに交換したいとご連絡をいただいてご訪問させていただきました。
施工内容 |
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築年数 |
築60年以上 |
施工期間 |
3日ほど |
工事費用 |
約25万円ほど |
雨漏り点検として、建物内に入らさせていただき点検を行いました。
和室の天井ですが、たしかに雨漏りが原因で天井板が腐食していました。
長年、強い雨が降る時に雨漏りしていた和室の天井です。
雨漏りの原因が分からなかったことと、強い雨が降らなければ雨漏りしないため、ずっとそのままにしていたそうです。
雨漏り点検で確認すると、天井板が腐食どころか中心部は穴が開いていました。
お客様も見慣れてしまっていたため、雨漏りの腐食の範囲が広がっていたことには気が付かなかったそうです。
いつ強い雨が降って雨漏りしてきてもいいように、雨水を溜めておくバケツなどが常にセットされていました。
和室の部屋に窓ガラスがあったため、窓を開ければ風が通り湿気などを外に流していました。
この窓ガラスがあったことで、この和室の部屋は湿気臭い部屋にならずに済んでいますね。
天井板を支えている
竿縁(さおぶち)材は、天井板を取り外すときにこの
竿縁(さおぶち)まで取り外すと、和室の内壁からすべて壊してやり直さないといけないので、お客様にもご説明しましたがこの竿縁(さおぶち)材は取り外さずこのまま流用させて貰うようにご協力をお願いしました。
「竿縁天井」とは、天井形式のひとつで、天井板を竿で押さえて天井を張る、一般的な和室の板張り天井のことになります。
吊り木や野縁下に竿縁と呼ばれる細い木材を並べて、その上に天井板をのせていきます。
竿縁は、床の間に平行になるように、そして板張り方向と直角になるように付けて、床挿しにならないように取り付けることが多い。
そのため、天井板の交換リフォームなどはこの『竿縁』は残したまま流用して作業を進めることは多いかと思います。
お客様には、交換する新しい天井板のイメージとして、協力会社さんより送られてきた写真を見てイメージを膨らませていただきました。
後日、作成したお見積書ををもってお客様の元へお伺いいたしました。
作業前に出入りする廊下や和室を汚れないように養生をします
和室への出入りや材料の搬入などで廊下を歩くために、作業開始前に廊下に養生シートを貼っておきます。
和室には、特に作業中の汚れや木くずなどが天井より落ちてくるため、ブルーシートで和室の部屋全体を拡げておきます。
天井板全体を順序良く取り外していきます。
天井板を取り外していくと、屋根裏が見えてきました。
屋根の野地板の隙間から見える黒い部分が、防水紙(ルーフィング)の裏面になります。
屋根に防水紙(ルーフィング)が貼ってあったということは、屋根瓦自体からの雨漏りでなくて屋根の構造上の問題から発生した雨漏りだと判断ができました。
屋根は、複雑な形状よりも簡素な形状の方が雨漏りする確率はかなり下がりますのです。
天井板を一枚ずつ『竿縁(さおぶち)材』の隙間から屋根裏に入れ込んで、『竿縁(さおぶち)材』に乗せるように取り付けて行きます。
天井板が新しくなったため、窓ガラスからの光が入ってくる原因だと思いますが、全体的に部屋が明るくなりました。
使用した材料や道具を片付けてから、全体を掃除して拡げておいたブルーシートを畳んで外に出しました。
ブルーシートを拡げておいたため、和室の畳も綺麗な状態で保てました。
養生シート材を敷いておいたおかげで、引き払った後の工事完了後も綺麗な廊下を保っていました。
作業道具を引き払い掃除も一通り終わりましたら、和室の天井板を交換するリフォーム工事が完了しました。
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