秦野市名古木宮ノ前で空きやの屋根調査を実施いたしましたので、その様子をご紹介いたします。空き家の管理で気を付けなければならないことは空き家には荒れた草木やカビなどの環境的な問題があり、修繕費用や税金の支払い、雨漏れがある可能性があります。不法侵入者や火災の危険もあり、家財も破壊される可能性があります。また、空き家には修繕作業や管理費用などの支出が必要でになります。今回ご紹介いたします家屋もかなり放置された期間があるため、調査を行い必要な工事をご提案させていただきます。

　ご覧の通り屋根には落ち葉が結構溜まっているのが分かります。屋根に落ち葉が溜まる原因は、樹木や草木による落ち葉、風による移動、屋根自体の歪みや傷みによる穴などが考えられます。また、屋根自体の掃除不足や、排水管の不良なども影響する可能性があります。
　屋根に落ち葉が溜まると、排水口が塞がり水がたまり、屋根の構造物や内部に漏れが発生する可能性があります。また、腐敗やカビなどの被害も引き起こす可能性があります。空き家は常にだれかが見ている状況ではないことで、問題が深刻化しやすいです。落ち葉が溜まった状況に空き家であることがさらに状況を悪くしてしまう可能性があります。

瓦の割れと雨樋破損

　瓦が割れているところや（左写真）、おそらく割れた瓦の重みで破損してしまった雨樋が見つかりました（右写真）。一般的に瓦が割れる原因としては、長期的な風や雨の摩擦、屋根構造の性質、時期的な温暖と冷え、地震などの外的要因、または内部の湿気や真菌などによる老朽化が挙げられます。今回の状況から何か飛来物が当たって破損した可能性があり、その理由として屋根下地にもダメージが見られるからです。
　また、雨樋の破損についてですが、それによる問題として屋根に水が流入し、家内部に漏水が起こる原因となります。これにより、壁や天井、家具などに水損害が発生し、また、湿気やカビなどの環境問題も生じる可能性があります。このため、雨樋の破損は早期に修理することが重要です。

漆喰が劣化して剥がれている

　漆喰が経年劣化で変色していたり（左写真）、鬼瓦付近の漆喰については剥がれてしまっていました（右写真）。

漆喰が剥がれる原因

　漆喰が剥がれる原因は様々ですが、主に次のものが考えられます:

• 強い日差しや風などの天候影響による老朽化。
• 湿気や露水などの水分蓄積による腐敗。
• 基礎などの地盤変動による力学的な影響。
• 家全体の構造や施工箇所の欠陥による影響。
• 家の住人が十分なメンテナンスや修繕を行わないことによる影響。

また漆喰の補修には以下のような方法があります:

• 漆喰を削除して、基礎部分を清掃します。
• 新しい漆喰を作ります。
• 新しい漆喰を貼り付けます。
• 漆喰を塗ります。
• 乾燥させます。

このような手順に従って、漆喰を補修することができます。私達アメピタでは漆喰補修は8,800円/m～となっており、詳しい費用については無料の現地調査とお見積りでご提出させていただきます。空き家の修繕などもアメピタにお任せください。

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