落下しかけているケラバ瓦を中心に雨漏り屋根点検を行いました
2025年03月20日追記
名古屋市瑞穂区にお住いのお客様より、屋根瓦が落ちかけているとご相談をいただきました。落ちかけているがこの先はどうしたらいいのか?雨漏りなどをしていないか?ご心配になってご連絡をしていただいたそうです。
後日、お客様のご在宅の時間でお伺いさせていただきました。
ケラバ袖部に設置された、袖瓦が先端から下方に落ちかけていました。地上から見た判断では、ケラバ袖瓦を一枚ずつ釘などで固定していました。
ただ、その釘を打ち付ける角材ごと、ケラバ袖瓦と一緒に外れたかと考察しました。角材と一体化していたので、ケラバ瓦が複数枚にかけて落下しかけていたかと考えられます。
屋根の先端でもある軒先部の裏側になる、軒裏ボードも雨水が侵入して雨染みが出ていました。その状況からも、屋根上からの雨水の侵入していることが考えられました。
屋根勾配が緩くて梯子が設置出来たため、天気が良くなってから、屋根上に登り雨漏り点検を行いました。地上から見ていた状況でも、ケラバ瓦が落下しかけていた原因はわかっていましたが、屋根上に登り原因がはっきりわかりました!
【ケラバ部に水切り板金が入っていませんでした】
和風瓦では無く洋風の瓦には、屋根のケラバ部(屋根の両端側)には必ず水流し用の水切り板金を、取り付けて置かなけらば行けないのです。
と言っても、約20年以上前の分譲住宅やセメント系瓦(モニエル瓦など)は、大事な水切り板金を取付けていなかいことが多かったかと感じます。
その理由として・・・
1.すべての分譲住宅とは言わないが、下請け業者に安価な作業をさせていて、その業者もわかって手抜き作業をしていたかと思われます。
2.安価な作業費になるために、入ったばかりの新人に作業をさせていたかと思われます。
3.そもそも施工方法を知らなかった業者さんが施工したかと思われます。
セメント瓦の屋根や切妻屋根で洋風瓦を使用している場合は、一度、近隣の専門業者さんで屋根点検を行った方が良いかと思います。
天井から雨漏りしてきたと思ったときには、屋根はかなりの被害を受けている場合もありえます。
このような、丸みがある洋風瓦の場合、屋根のケラバ袖部では瓦の頂点(丸み部分)を合わせないといけないのです。こちらの施工では、瓦の頂点(丸み部分)では無くて谷部分で加工しているので、雨水がケラバ側に流れてしまっています。
ケラバ袖部の隙間部分に雨水が侵入してしまい、水切り板金が施工されていないとそのまま雨漏りの原因となります。破風板も、腐食しすぎて損壊していました。
ケラバ袖瓦を固定していた釘を打ち込む先の角材も取れて、ケラバ袖瓦と一緒に落下しかけていました。
以前行いました現場でのケラバ袖部に水流れの板金を取付けて行く作業の様子になります。
写真撮影しましたが、今回と同様に基本的に同じような作業をケラバ袖部に行っていきます。作業の流れとして、ケラバ袖部の破風板に、防水紙(ルーフィング)を立ち上げて巻き込みます。
水流れ用の水切り板金を、ケラバ袖部の破風板に沿って取り付けて行きます。
板金の先端部分は、軒先破風板を加工をして雨樋に水が流れるようにしておきます。
本来は、ケラバ袖部の破風板に沿って水流用の水切り板金を取付けておくべきだったのです。
屋根の野地板と瓦との間で溢れ出した雨水が、野地板を腐食させ屋根裏から建物内への雨漏りの原因となります。
雨漏りやお住いの建物の内装工事や外装工事でお困りの際は
下記までお気軽にお問い合わせください!
受付時間 9時~17時(定休日・日曜日)
※定休日でも、対応していることもありますので一度ご連絡をください。
0120-806-393【フリーダイヤル】amepita@yamamura-kensou.com
※弊社は少人数での業務を行っているために、『個人のお客様』や『弊社と昔からの取引がある会社様』とのお取引を大事にしているため、新規企業様のご依頼は少しの間は受け付けをしていませんので宜しくお願いします。
アメピタ名古屋南店のトップページに戻る⇒
1.日々の現場ブログのページはこちらから移動できますよ!
2.弊社でこれまで行った施工事例はこちらから読めますよ!
3.お客様との記念写真やアンケートなどの一覧となります!
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
雨漏りの調査以外でも、建物の営繕工事のご相談してください
1.交換時期が越えた住宅屋根の葺き替え工事や修繕・修理作業のご相談
2.建物の外壁部分の、塗り替えや外壁取り替え工事などのご相談
3.雨樋の取り替え工事などの板金工事などのご相談
4.建物内の大工さん工事である内装工事などのご相談
5.キッチンや設備など水道工事を含めたご相談
6.内壁のクロス壁紙などの貼り替えのご相談
7.照明器具など電気工事などのご相談
8.カーポートなどのエクステリア工事などのご相談
9.低層住宅と呼ばれる3階建て以下の建物の解体工事のご相談
アメピタ名古屋南店TOPはこちら
アメピタ名古屋南店
TOPはこちら