東浦町にお住いのお客様より、雨漏りのご相談をいただき無料の雨漏り点検を行いました。
原因としては、屋根の谷部と呼ばれる個所に使われていた谷樋鉄板(雨水を流しやすくする鉄板)に、経年劣化による穴が開いていました。
建物の雨漏り診断を行ったときの現場ブログはこちらから↓↓↓
『東浦町にて二部屋に渡って雨漏りが!屋根上で原因究明の雨漏り診断を!』雨漏り診断が終了後。お客様に現状の報告と工事に関してのご提案を含めた、お見積書を作成してお渡ししました。
後日、お客様より工事のご依頼をいただき、今回の現場ブログは、作業の様子をご紹介いたしております。
経年劣化による穴が開いて雨漏りの原因となっていた、谷樋鉄板を新しい素材の谷樋鉄板へと取り替え交換作業を行っていきます。
取り替え交換するために現在の谷樋鉄板を持ち上げる際に、干渉してしまっている谷樋周辺の屋根瓦を、取り外せれるようになる範囲で取り外していきます。
谷樋鉄板を取り替える時に、腐食穴をコーキングで塞いでありました。
こちらはお客様より聞いていましたが、10年ぐらい昔に飛込の訪問業者に雨漏りがすると言われて、作業を行わせたらしいです。
その際も谷樋に穴が開いていたそうで、その訪問業者は『穴が開いていたのでコーキングボンドで埋めておきました』と伝えてきたそうです。
以前にも私は現場ブログに伝えていたのですが、穴の開いた谷樋鉄板にコーキングボンドで埋めるだけの工事はしないでください!と・・・
そして、劣化した谷樋鉄板は新しい谷樋鉄板に交換してください!と言った理由が、凄惨たる次の写真となります⇒
谷樋鉄板を剥がして屋根地の現状です。
コーキングが切れて屋根地まで雨漏りしていました。
赤矢印のこげ茶色になっている範囲全てが雨漏りしていた証拠となります。
なお、作業する前の1週間の間は一滴も雨が降っていない時期になります。
何故?穴が開いた鉄板にコーキングボンドで埋めてはいけないのか?
飛込み訪問してくる(悪徳)リフォーム屋や、建物作業の本当の意味を理解していない素人何でも屋などは、穴の開いた谷樋鉄板にコーキングボンドを打とうとしやすいのです。
その理由として・・・
1.谷樋鉄板を交換するほどの技術力が皆無のため。
2.交換工事が出来る協力業者さんがいないため。
(業者さんの方が怪しがられ取引してもらえないから)
3.(悪徳)リフォーム屋は、ホームセンターで一番安いのを購入して儲けを沢山出したいため。
4.コーキングボンドなら雨が止まるだろう!と、単純すぎる考えで作業している。
他にも多々ありますが、内容が段々とニッチになりますのでこれ以上は割愛します。
そして、作業をやられたお客様のデメリットとして・・・
1.数年単位でコーキング作業を行うため、その度に工事代金が支払う。
2.作業した業者が逃げたときには、他に頼める工事屋さんがいない。
(真面な業者はコーキング工事は応急処置扱いしているため)
3.素人なんでも屋も同じで、その人がやれなくなると他に頼まざる負えなくなる。
屋根の日が当たる個所でのコーキングボンド作業は、数年も持たない及び何度も作業しないといけなくなるので、それ以降はどうしたらいいのか?困ってしまうことが、お客様の最大のデメリットになってしまうかもしれませんね。
あと途中でも書きましたが、真面な専門業者さんなら日の当たる屋根面にコーキングボンドでの作業は、応急処置的な扱いしかしていません。
と言うことは、雨漏りなどの保証も出来ない作業となると言うことになりますよ。
まともに作業を行っている専門業者さんなら、これまでの経験があるので、谷樋鉄板にコーキングボンドで塗るなんて馬鹿げた作業はしません。
飛込み訪問業者や素人丸出しのなんでも屋には仕事を頼まずに、必ず、近隣の専門業者さんにご相談してください!!
取り外した経年劣化して穴が開いた谷樋鉄板があった場所に、新しい谷樋鉄板を取り付けて行きます。
現在の谷樋鉄板の材質の主流として、
1.ガルバリウム鋼板
2.カラーステンレス銅板
この2種類が主流と言われています。
谷樋鉄板の接続部にコーキングボンドを打って、雨水が谷樋接続部の隙間を逆流していかないように防水処理を施しておきます。
谷樋鉄板の接続部のため上下に谷樋鉄板が挟まるため、塗ったコーキングボンドが挟まり広がり接着されるようになります。
屋根の先端部になる軒先部での、谷樋鉄板の先端を加工しておきます。
加工することで、軒先部の雨樋に雨水が綺麗に流れやすいようにしておきます。
谷樋鉄板の横から雨水が溢れないように、屋根材で【水密材】と言う部材を取り付けていきます。
取付けられる【水密材】の高さがあることで、この後の屋根瓦を取り付けた際に谷樋鉄板と屋根瓦との隙間が少なくなります。
隙間が少なくなることで、台風などの横殴りの雨が降ってきても奥に入られることを防ぎます。
この様な感じで、経年劣化して穴が開いて雨漏りしていた谷樋鉄板から、新しい材質で作られた谷樋鉄板へと取り替え交換作業が完了することが出来ました。
次回は、一時的に取り外していた屋根瓦を、新しく取り付けられた谷樋鉄板の上から施工していく様子をご紹介します。
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で瓦工事という雨漏りの専門家として営んできました。
住宅屋根の雨漏りに関しては勿論のこと、小規模な工事や住宅外壁、住宅の内装に関してもお気軽にお問い合わせください。
初動現地調査には、写真の私が責任をもってお伺いします。
なお雨漏りの原因究明に関しては、初動現地調査の際に判断しますが、場合によっては後日、私と雨漏り箇所の担当業者と再度お伺いして、細かくチェックを行った後に原因を究明したいと思います。
ぜひ一度、御見積り・現地点検調査無料のアメピタ名古屋南店にお気軽にご連絡ください!!
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