横浜市栄区亀井町で台風による強風で屋根が破損したので見て欲しいと連絡をいただきました。現在雨漏りまではしていないそうですが、地上からでも破損状況がわかるということで、もしかしたら見えない部分にも被害が出ている可能性も大きいため、調査を実施してご報告させていただきたいと思います。

　まずは地上から確認すると、破損したのは軒天と呼ばれる箇所で、遠目からでも破損していることがわかります。軒天に直接雨水が入り込むことは少ないですが、風向と雨量によっては吹き込んでくるため、このような傷んだ箇所から雨漏りすることもあります。

　梯子を使って近くまで寄ってみると、軒天の化粧板が剥がれてしまい、中の空洞が見えてしまっています。このような箇所は鳥などの小動物が巣を作りやすい環境のため、放置すると小屋裏に巣を作られてしまうケースが多いです。一旦巣を作られて、卵などが羽化すれば、糞尿による異臭や木部の腐食、騒音など様々な問題になります。（軒天の雨漏りについての専用ページはこちら）
　今回のような近隣との境界スペースが少ない場合は、工事に必要な足場が設置できるかも、事前調査で見ておくポイントです（右写真）。ちなみに写真のようなスペースでも足場の設置は可能になります。

　他にも台風被害を受けている箇所として、玄関付近の板金が外れていました。はずれた板金に変形などがなければビスで固定して現状復旧は可能です。しかし、強風などによるものであれば下地も一緒に剥がれて破損しているケースも多いので、調査にて最適な対応をさせていただきます。
　今回は軒天の補修と板金修理をご提案させていただきました。アメピタでは雨漏り修理33,000円からご案内しており、急な雨漏りにも対応いたします。お気軽にご連絡下さい。