横浜市青葉区あざみ野で雨漏りがしているとご相談をいただき調査を実施いたしました。雨漏りは天井からで、だいぶ前から雨漏りが始まっていたことを放置してこれまできてしまったそうです。
　雨漏りが長引くと、木部の腐食はそれだけ進行するため復旧工事にも費用が多くかかることになります。雨漏りが発覚した場合は早めに専門業者に調査を依頼し、必要な工事を行うようにしましょう。

　天井の雨漏りの状態です。雨水によってシミが出来ていますが、見た目だけでなく木部にも変形があるため天井を作り直す工事が必要になりそうです。早めに雨漏りの対策をしていれば、雨漏りによってできた汚れを清掃するだけで済みますが、それが酷くなればクロス交換や木部の交換などに発展するのが雨漏りの怖いところです。

　お住まいの屋根は陸屋根といって、傾斜のないタイプです。陸屋根にはシート防水が施されていましたが、長年メンテナンスをしていないことが汚れ具合からわかります。また、シートの一部は完全に剥がれているので、このような箇所からも漏水がしています（右写真）。

　シート防水の表面も経年劣化で亀裂が入っていました。シート防水はゴムシートであれば10年から15年、塩ビシートは10年から20年が耐用年数になるため、この状況からさらに年数が経過しているようです。
　シート防水が劣化する原因としては、排水不良によって水が溜まりやすくなっていることや、内部に水分が気化して入り込んだ膨れなどがあります。今回のような劣化ですと、屋根全体が寿命になっているので全面防水の工事がオススメです。アメピタでは各種防水工事を㎡あたり13,750円から承っております。防水紙工事をご検討の方もお気軽にご連絡ください。