横浜市都筑区東方町で強風によって屋根の棟板金が剥がれてしまったと連絡をいただきました。現在雨漏りもしているそうなので、現地調査に伺った際、工事の着工までに雨漏りを防ぐための養生まで実施させていただきたいと思います。

　まず屋根に上って確認して目についたのは、棟板金がなくなっている箇所です。板金は完全になくなっており、庭にも落ちていないことを考えると、結構遠くの方まで飛散していったのでしょう。屋根の上にあるものは、大きさが感覚的にわかりにくいですが、棟板金一つでも１ｍ以上の大きさです。それが風に煽られて飛散してきたと思うと恐怖を感じるはずです。建物に当たれば破損し、最悪人にあたって怪我をさせてしまうことも考えられます。

　外れた棟板金は、その下に取り付けてある貫板も一緒にはがしてなくなっている状態でした（左写真）。屋根材の状態を見ると、全体が赤褐色のサビで覆われており、もともとの屋根がブルーだったことを考えると、塗膜は完全に剥がれている状態です。
　長年屋根のメンテナンスをしていないこともあり、屋根材が傷んでいることもそうですが飛散した棟板金も緩んでいた可能性が高いです。

　屋根材はサビがひどく、穴が空いている箇所や（左写真）、亀裂が入っている箇所（右写真）なども見られます。この状態では棟板金を修理しても、屋根材自体が限界ですので、いずれ雨漏りが再発することは間違いありません。
　今回は屋根を新しくするための工事として、屋根カバー工法をご提案させていただきました。現在の屋根に新しい屋根を重ねる工法ですので、廃材が少なく工期も短いといった利点があります。アメピタでは屋根カバー工法を877,800円からご提案させていただいております。建物の大きさや使用する材によって費用は変わりますので、お気軽にご連絡ください。