川崎市高津区千年でお住まいのメンテナンスを行いましたので、その中でも今回は目地のコーキング交換の様子をご紹介いたします。もともとのお問い合わせは外壁塗装ということでしたが、外壁塗装を行う場合はそれなりに年数が経っているため、目地のコーキングも経年劣化が進んでいます。そのため一緒に工事を行うことが多いです。また、目地のコーキング交換は足場も必要なことがほとんどですので、外壁塗装で使用する足場を使ってまとめて目地や付帯部などのメンテナンスをするのが一般的です。

　目地コーキングの交換を見ていきましょう。まずは古いコーキング材と、その下に設置されているバックアップ材を除去して清掃を行います。そして、これからコーキングを行う箇所の周りにマスキングテープを取り付け、目地にプライマーを塗布します。なお、プライマーはこれから設置するバックアップ材と下地が強く密着させるためのものです。

　続いて接着剤を目地にぬり（左写真）、バックアップ材を取り付けます（左写真）。バックアップ材はポリエチレン発泡体で、目地の深さ調整などを目的として使われます。

　バックアップ材の上からコーキングを注入し、表面をヘラなどで綺麗に整えれば（左写真）コーキングの目地補修は完了です。
　目地のコーキングは10数年で寿命を迎え、そうなるともともと有していた弾性や防水性が失われます。弾性がなくなると建物の伸縮に追従できず、ヒビ割れや隙間などができる原因になります。そこから水分が入り込んで雨漏りにもなるため、時期を見て交換する必要がでてきます。私達アメピタではコーキング・シーリングの交換をmあたり1,000円から承っております。現地調査からお見積りまで無料ですので、お気軽にご相談ください。