常滑市にお住いのお客様より、メールでのご相談がありました。
お客様のお話では、一階屋根の大棟部にて一部強風が原因だと思われますが、数枚ズレているそうです。
ただ、修繕工事だとしてもあまりにも小規模すぎて、お客様の方で躊躇していたそうです。
何回かメールとお電話でのやり取りをして、お客様の方で写真を撮影していただき、添付ファイルにて弊社に送っていただきました。
内容としては、写真のような大棟部の先端で2枚ほどズレが出来ていました。
工事の依頼をするには修理範囲が小さすぎて、かと言ってそのままでは雨水が入るのではないかと心配してご連絡をいただいたそうです。
弊社としては、『作業範囲の規模の大小にかかわらず、作業の依頼を頂いたら、駆けつけさせていただきます』と伝えさせていただきました。
写真の内容を見て、今回のようなタイプはお見積金額を計算することが出来ました。(屋根の内部・見えない場所などが係わってくると計算は出来なくなるかもです)
お客様にはこれぐらいかかりますよと、伝えたらその金額で作業をお願いします。
と、依頼をされましたので、ご訪問して修理作業を行っていきました。
唯一の出入りできる窓の近くに、脚立を立て昇降用にしてみました。
脚立の下に汚れ防止や傷つき防止用に、養生シート(ブルーシート)を敷いておきました。
脚立の4本の足にも、部屋での使用の際にハメる養生靴下をはかせています。
突風化強風が吹いたときに、大棟の先端部がズレてしまったので、大棟瓦の冠棟瓦や熨斗瓦(のし瓦)を一旦取り外して修理していきます。
大棟部の横崩れ防止で縛ってあった針金を取ってから、ズレていた棟冠瓦や熨斗瓦を取り外していきます。
取り外した棟冠瓦や熨斗瓦は、また後で使うため落下や破損をしないように、別の場所に大事に保管しておきます。
同じ様に、積み上げていた熨斗瓦(のし瓦)の最上段だけを、取り外してこちらも落下や破損させないように別の場所で保管しておきます。
今度は、南蛮漆喰(瓦の接着用)を使って、取り外していった大棟瓦(棟冠瓦と熨斗瓦)を、再度積み上げていきます。
棟冠瓦を取り付けてから、一番初めに縛りを解いた横崩れ防止の固定用針金を縛りつけて横崩れしないようにしておきました。
余剰の材料や作業道具などを、運搬車に片付けて修理作業は完了となります。
お客様に、工事完了を伝いましたところ『小さな作業でしたが、本当にすみませんね』と恐縮していたので、仕事の大小はありませんよと伝えさせていただいたら、喜んでいました。
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で瓦工事という雨漏りの専門家として営んできました。
住宅屋根の雨漏りに関しては勿論のこと、小規模な工事や住宅外壁、住宅の内装に関してもお気軽にお問い合わせください。
初動現地調査には、写真の私が責任をもってお伺いします。
なお雨漏りの原因究明に関しては、初動現地調査の際に判断しますが、場合によっては後日、私と雨漏り箇所の担当業者と再度お伺いして、細かくチェックを行った後に原因を究明したいと思います。
ぜひ一度、御見積り・現地点検調査無料のアメピタ名古屋南店にお気軽にご連絡ください!!
名古屋市の雨漏り修理TOPはこちら
名古屋市
の雨漏り修理TOPはこちら