逗子市久木で台風による影響かわからないが、サッシ付近から雨漏りがしているとご連絡をいただき調査を実施いたしました。外壁は数年前に塗装をおこなっており、壁面に発生していたクラックの補修なども合わせて実施したそうですが、それから数年経った今も新しいクラックができているということです。クラックからの雨漏りを考慮し、雨漏りの原因調査を実施いたします。

サッシからの雨漏り

　まずは雨漏りしている屋内の状況から見ていきましょう。サッシ付近からの漏水によって柱が変色していたり、亀裂がはいってしまっています。特に台風などの強風時は外壁に横から雨が当たることもあって、普段は雨漏りしないようなところから漏ってしまうケースも多いです。

外壁に発生したクラック

　土壁に雨染みが数か所見られ、サッシ以外の箇所からも雨漏りがしている可能性が高いです。
　建物の外壁はモルタル作りになっておりますが、モルタルは年数が経つとクラックが発生することがあるため、外壁塗装に合わせてクラック補修も行うケースが多いです。

　外壁に発生したクラックは微細なヘアクラックだけでなく、構造クラックと呼ばれる基礎の強度を低下させてしまうクラックも見られました。構造クラックは幅が0.3mm、深さが5mm以上と大きく深いクラックになるため、補修する場合には外壁をV字カットし、モルタルを再施工するような補修になります。
　アメピタでは外壁のクラック補修は27,500円から対応しております。またサッシまわりのコーキング交換なども実施し雨漏りの改善についてご提案させていただきました。