名古屋市中区にお住いのお客様が、弊社にご相談のご連絡をいただきました。そのお客様の隣家の家などが、悪徳訪販業者の餌食になってしまったそうです。お客様の元へ、工事の案内と一緒にその営業が高額な見積もり書を持って声をかけてきたそうです。その時は、とりあえず考えますと言って営業を帰らせたそうです。見積書の金額も高額で、尚且つ屋根に関する工事だったのですが、何一つ点検もせずに見積書を持ってきたそうです。お客様もその対応に気持ちが悪くなって、弊社にご連絡をいただきました。
次の日に、お客様の元へお伺いさせていただき、軽く挨拶をさせていただいた後で、これまでの状況をお聞かせいただきました。こちらのお客様の隣家2件ほど、その悪質訪問業者にやられたそうなんです。3~4mほどの大棟下の半月屋根漆喰の重ね塗りと、約20坪ほどの屋根瓦にコーキングボンドを塗るラバーロック工法だそうです。それだけの工事で、税込み50万円以上の金額が見積書に書いてあったそうです。※ 弊社でも、作業のやりにくさがあったとしても、25万円以上は超えないかと思うけど・・・お客様には、この金額では絶対にやっては駄目ですよ!と伝えさせていただきました。ついでに、屋根の方を点検していきますよと、お伝えさせていただきました。
お客様も喜んでいただき、点検で屋根に登ることを快諾していただきました。
専門業者が見ることによってお客様が安心して頂けると思い、屋根の雨漏り点検を行っていきました。
築年数が経過した昔ながらの施工のため、ケラバ袖瓦と軒先瓦の固定方法が屋根瓦の中から針金を出して縛って固定しているだけの状態でした。
写真の赤矢印の二点部分でもありますが、屋根瓦の二か所の釘穴部分から針金を出して、屋根瓦の上から縛って固定しています。ただし、この当時の針金は腐食しやすくて伸びやすいため、すでに屋根瓦の固定としての役割が無くなっていました。
大棟部の下部分でもある半月部。その半月部を塗っていた屋根漆喰も、経年劣化から劣化をし始めていました。ただこちらは、まだ穴が開いている状態でも無いので、もう少しは様子見でも良いのかと考えております。
本来、鬼瓦下に取り付けてある巴瓦に塗られてあるはずの屋根漆喰が、経年劣化によりすべて剥がれてしまって無くなっていました。剥がれて無くなっているため、その下部分でもある屋根土がむき出しの状態になっていました。ここの部分は、出来るだけ急ぎで屋根漆喰を塗って固めないと、雨水が入ったときに屋根裏に回る可能性が出て来てしまいます。
屋根瓦が、台風並みの強風で浮いておるのが発見されました!何故?強風で浮いたのか?と言う理由ですが・・・屋根瓦の浮きかたやズレなど、そして隣家の外壁が目の前にあったことから、強風が原因という推察をしました。
屋根の頂点である大棟部分から、屋根の先端部分でもある軒先部の方に向かって、ズレや浮きなどを確認してみました。隣家の外壁に当たった強風から、屋根瓦が横に押されるようにズレていました。
青矢印のように、強風が外壁に当たったときに当たった強風が戻ってきた時に、赤矢印の方向から吹いてきた強風がお互いにぶつかったときに風の流れが変わってしまい、屋根瓦を浮かしたりズレが出来る状態になってしまっております。この様な感じで、隣家で三階建て以上の建て高がある場合は、台風などで屋根瓦が浮いたりズレたりすることはかなりある話ですね。
お客様に点検中に撮影した写真を見ていただきながら、ご説明をさせていただきました。台風であろう強風が原因で、屋根瓦が浮いてズレていることを指摘させていただきました。工事の提案として、屋根瓦が浮いてズレているところを手直していきます。軒先瓦とケラバ袖瓦の固定針金が緩んでいるため、新たに固定ビス釘を打ち込んでそれぞれの瓦を固定していきます。巴瓦の屋根漆喰も塗り直していくことをご提案させていただきました。その提案をベースにしたお見積書を作成させていただき、お客様にお渡しに参りました。次回の現場ブログはこちらから読み進めますよ↓↓↓『名古屋市中区で屋根瓦を固定する補強工事と怪しい訪問業者の見分け方』
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