2023年10月23日追記
名古屋市天白区にお住いのお客様より、雨が激しく降る時に屋根の頂点部分から雨水が垂れてくるそうです。雨が降らない期間だったため、点検としては空振りに終わりましたが、お客様はお金は払いますので、すぐにでも何とかして欲しいと言われました。提案として、大棟の棟瓦を崩してみて雨漏りの原因を探りながら、新たに大棟の芯部分に耐震補強材を入れて行く作業をお伝えしました。お客様も、かなりやる気になりまして、一度お見積金額を作成するので確認はして欲しいと言うことで、後日作成してお渡ししました。お見積書をお渡しに行ったときに、お客様も納得できる工事金額だったため、即決で仕事のご依頼をしていただきました。
見積もりから工事完了の請求書迄の一連の流れ
『アメピタ名古屋南店でリフォーム工事の依頼をお願いしてから工事完了までの一連の流れ』
専門用語に関してこちらのページも読んでください↓↓↓
『瓦屋根からの雨漏り原因と最適なメンテナンス方法』
ご契約を取り交わしていただいてから、まずは安全確保のため仮設足場を設置しました。
仮設足場を設置してから、葺き替え工事を行うために作業のためご訪問をさせていただきました。
まずは、屋根の頂点部分に積み上げられていた、大棟部の方から平瓦にかけて屋根瓦を取りのぞいていきます。最上段の一列に並べられていた、冠棟瓦(江戸冠瓦)から取り外していきます。
その後、一枚ずつ積み上げられていた棟瓦であるノシ瓦を、順序良く一列ずつ解体して取り外していきます。なお、取り外していった屋根瓦や棟瓦は、仮設足場の作業床に固めて置いて行きます。
棟瓦から屋根瓦の平瓦までを取り剥がしてから、防水紙(ルーフィング)を押さえ止めていた桟木材をも取って行きます。この桟木材は、防水紙(ルーフィング)の押さえ止めでもありますが、屋根瓦の平瓦を施工するための重要な部材ともなりえます。
屋根瓦をめくってみたら、屋根の頂点部分の防水紙(ルーフィング)が、破れたり凹んでいたりしていました。この直接的な原因として考えられるのが、大棟瓦を施工するときに使用した屋根土(屋根瓦の接着に使用されます)を、屋根瓦と力を込め馴染ませながら接着した時に、下に重量がかかって防水紙(ルーフィング)にも負担がかかったのではないかと考察されます。
野地板の状態を調べる為に、防水紙(ルーフィング)を剥がしていきます。この野地板(ルーフィング)を固定していたのが、建築道具のハンマータッカー(ホッチキスみたいなもの)であり、その針が野地板合板に変に残ってしまいます。後々の作業で、新しい防水紙(ルーフィング)を貼る時に、引っかかって傷穴があかない様に、今のうちに取れる範囲は取って行きます。
数十年か前に、屋根の葺き替え工事を行っている形跡がありました。屋根瓦の劣化具合がまだ浅かったのもありますが、野地板合板を取り付けた際に、屋根の頂点部分の野地板合板が不足していて隙間があいておりました。
屋根の頂点部分の隙間があいているところに、寸法で加工して切断した野地板合板を隙間を塞ぐように取り付けて行きました。
この作業を、屋根の頂点部の大棟部一列分すべてに作業を施しました。
新たに、一枚物の幅程度の防水紙(ルーフィング)を、屋根の頂点部分を重なるように貼っていきます。
同時に、反対面も防水紙(ルーフィング)を貼っていき、最後に屋根の頂点部から両面を重なるように防水紙(ルーフィング)を被せていきます。
ここまでで、雨漏りの原因と対策作業を行っていき、最後に防水処理を行っていきました。
次回の現場ブログは、屋根瓦の施工に必要な桟木を取り付けてから、屋根瓦を取り付け施工を行っていきます。
『名古屋市天白区で屋根瓦めくり工事で野地板補強したあとで平部瓦を施工します』
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で瓦工事という雨漏りの専門家として営んできました。
住宅屋根の雨漏りに関しては勿論のこと、小規模な工事や住宅外壁、住宅の内装に関してもお気軽にお問い合わせください。
初動現地調査には、写真の私が責任をもってお伺いします。
なお雨漏りの原因究明に関しては、初動現地調査の際に判断しますが、場合によっては後日、私と雨漏り箇所の担当業者と再度お伺いして、細かくチェックを行った後に原因を究明したいと思います。
ぜひ一度、御見積り・現地点検調査無料のアメピタ名古屋南店にお気軽にご連絡ください!!
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